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俺たちが夢中になった「懐かしゲームのうんちく」大百科

[ヴィーナス03月21日号]

まずは、ご存じスーパーマリオの知られざる設定から紹介しよう。
マリオの名前の由来は、任天堂の米国法人が使っていた倉庫のオーナーから取ったもの。
当時、家賃を滞納していた同社が、オーナーの名前をゲームに用いるのと引き換えに支払いを待ってもらったとか。

ちなみに、弟のルイージは日本語の「類似」から来ているという説は間違いで、一般的なイタリア人の名前をイメージして命名されたに過ぎない。

では2人の苗字はというと、これもマリオ。
マリオブラザーズだからだ。

そのため兄のマリオのフルネームは、実はマリオ・マリオなのだが、任天堂はこれを公式には認めていない。

彼らの武器で思い浮かぶのはファイアボールだが、最近公開された資料によると、初期設定では「ビーム銃」を持つ予定だったことがわかっている。

80年代のゲームキャラクターの中で、マリオ並みに有名なのが『パックマン』だろう。
彼の姿は、開発者がピザをひと切れ食べたあと、残ったピザを見て思いついたそうだ。

基本コンセプトは食べることだが、これは女性客を取り込むための戦略。
女性なら、食べることに興味があるはずだと考えたのだ。

ちなみに海外では、名前がファックを連想させるとクレームが入って、表記を改めるなど苦労したことも多かったという。

当時はパックマン同様、アーケードから人気になったものも多かった。
その一つ『ドルアーガの塔』の最上階は60階だが、これは当時、日本で一番高いビルだった東京・池袋のサンシャイン60から来ている。

完成度の高いゲームでいまだに人気の本作が、初期版では、エンディング画面など重要場面で英文のスペルミスが、いくつか指摘されているのは秘密。

ファミコン誕生初期、マリオに次いでブームを牽引したのが超人気作の『ドラクエ』シリーズ。

開発したメーカーはエニックスだが、同社がドラクエ以前に『ロリータ・シンドローム』というエロゲーを作っていたのは完全な黒歴史。

そして、奇しくも当時、雑誌ライターをしていたドラクエ開発者の堀井雄二氏は、このエロゲーをエロさたっぷりにレビューしていたそうだ。
同作の名物キャラといえばスライムだが、生態は意外に知られていない。

成人スライムの背丈は人間の腰くらいだが、さらに年を取ると、なんと、その10倍以上の大きさまで成長。

ちなみに、詳しい寿命は不明だという。


消えた"冒険の書"を復活させる方法とは

ドラクエ1と2では、"ふっかつの呪文"というパスワードも話題になった。

有名なのが、堀井雄二氏らの名前をもじった「ゆうていみやおう……」というパスワード。
当然、裏ワザとして仕込まれたものと思いきや、まったくの偶然。

ほかにもパスワードは適当な文字列でもヒットしやすく、「あさだまお、こおりのうえお、うつくしく、おどる」でもプレー可能だ。

ドラクエ3からは、ソフトにセーブを書き込む形になったが、冒険の書が消えて泣いた人もゴマンといるはずだ。

だが、実はメッセージが出た瞬間に電源を切って再起動すると、データが復活することもあったのは知られていないテクニックの一つ。
あのとき、知っておきたかった!

最後に取り上げるのは、ドラクエと双璧をなすRPGシリーズの『ファイナルファンタジー』(FF)だ。

いまでこそ超人気シリーズだが、1作目の発売当時は会社の業績が悪く、「おそらく、これで最後の作品になるだろう」という意味で「ファイナル」の名をタイトルに冠したのだとか。

初期のファミコン版FF作品の開発を先導したのは、日本人ではなくイラン出身の天才的プログラマー、ナーシャ・ジベリ。

世界中を放浪していたナーシャは、当時、スクウェアの人間と出会って入社。
シリーズ3作目までを手掛けて、再び世界放浪の旅に出たという伝説的人物だ。

彼の残した作品は、プログラミングが高度で再現するのが難しく、『ファイナルファンタジー3』が長らく他機種に移植されなかったのは、それが理由でもあるようだ。

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