日刊大衆TOP 社会

巷に溢れる「闇アルバイト」激ヤバ実態

[ヴィーナス03月21日号]

「アベノミクスで景気回復」「高級品志向へ」「賃金アップ」――。
安倍晋三内閣が発足した2012年末から、こんな文言が新聞に連日躍り、テレビに流れている。
しかし、いざ自分の財布を見てみると……。

いや、これから給料が上がるんだ!そう思って会社に行けば、ボーナスや経費カットのお達し……。

日本国民のはずなのに、どうしてアベノミクスは自分のもとに来ないんだ!?
もしかして自分は安倍ソーリに嫌われているのか!?
「そう思うのも仕方がなく、アベノミクスを実感できるのは、大企業の社員に限られていると言えます。むしろ、経済格差は拡大していて、その流れは今年4月の消費増税によって加速。中小企業の社員や貧困層はより厳しい状況になると覚悟したほうがいいでしょう」(全国紙経済部記者)

……トホホ。
しかし、ここで諦めてはいけない。

闇社会で暗躍して20年の片桐氏(仮名)は、こう話す。
「会社なんて結局は社員を道具のようにしか思っていない。それより、もっとリスクを冒してでも、自分でカネを稼ぐべきだ。資格なんてなくても、日常の視線を少し変えるだけで、稼げる仕事はいくらでもある」

マジですか!?
ぜひその仕事、紹介してください!

「ただし、簡単にできるわけじゃないゾ」(前同)
ハイ、おカネをいっぱいくれるならなんでもやらせてもらいます!

片桐氏が、意気込む記者を初めに案内してくれたのは、都内のレンタルボックス。
いきなり、こんなところとは怪しすぎる……。

そう訝しがっていると、出してきたのは拳銃だっ!!
「これで、いまから撃ちに行く。ターゲットはイケイケの3次団体組長で、年齢は35。お前に仕留めてもらうから、そのつもりで。完遂できれば100万円払ってやる」(前同)
カンベンしてください~(泣)。
「ウソだ(笑)。そんな仕事を素人に頼まねえよ。そもそも拳銃なんて、練習しなきゃ、10メートル先の的にだって当てられねえよ」(同)

でも、人を撃って100万円って安くないですか!?
「多くのヤクザ組織には、組員でヒットマンてのが普通はいて、これが実働部隊として動くんだ。けど、どうしてもアシをつけたくないとか、顔バレしたくないとか、事情がある場合には、フリーのヒットマンに頼むんだ。殺しは安ければ50万~100万円だが、難易度や腕によっては、いくらでも高くなる」(同)

なるほど。
ちなみに、この拳銃はおいくらですか?

「これは1つ40万。ただし、俺はほかに5つ持っていて、そのうち3つは1カ月につき平均15万で貸している。種類によっても値段は違うし、初めてのヤツには2倍の値段だ」(同)

拳銃レンタル(3丁)で月45万円の収入があるんですね!
「ただし、一度でも音を鳴らせば(発射すれば)、250万で買い取りしてもらうことになっている。お前にはレンタル先へ1回3万で運んでもらう。ただし、もし途中で警察に捕まったら、殺す」(同)

拳銃じゃない仕事をくださ~い!


植物の管理&販売で年収1000万円!?

そんな記者を次に連れて行ってくれたのは、首都圏にあるなんの変哲もないマンションの一室。
そのドアを開けると、目の前に広がるのは……植物園!?

「全部で300鉢ある。その飼育・栽培を住み込みでしたうえで、販売の際の輸送を手伝ってくれれば1カ月で50万円。もし、飲み込みが早ければ1カ月で80万円払ってやる」(同)

植物栽培と販売で1カ月80万円!
年収は960万円だっ!!

「ただし、栽培方法が難しいから、しっかり頭に叩き込め。温度は21度前後、湿度はよく保ち、日当たりがよくなるよう……」(同)
複雑だけど、高収入のためなら仕方ない。

「普段の生活は隣の部屋を確保してある」(同)
そう言われて隣の部屋を覗くのは、新生活に挑む新社会人の初々しい気持ち♪

なんて思っていると、その部屋にテレビ、ベッドはあるのだが、ほかのスペースには大量の黒い粒が乗ったビチョビチョのテイッシュや、もやしがいっぱい……。
しかも、隣の部屋よりムシ暑いし……。

「その黒い粒は種。で、それが発芽すると、そのもやしみたいなものになって、その後は隣の部屋に移動させるんだ。ここは住み込み部屋と同時に、発芽部屋。温度は26度、湿度は隣より低くていいんだ……」(同)

すいません、これって、なんの植物ですか?「は?見ればわかるだろ。○麻に決まってんだろ。だから、郵便局だろうが管理人だろうが、絶対にドアは開けるなよ」(同)
スイマセン、もっと難易度を下げてください(泣)。

「根性のないヤツだ。イキのいい手下を紹介するから、あとは聞いてくれ」(同)
そう言われて会ったのが、見た目は30代前後の男、中井氏(仮名)だった。

アメカジ系の私服に身を包み、一見、どこにでもいそうな男性だが、目はすわっていて、体は逆三角形。
そして、オーラが半端ない!

「アニキが言うから仕方なく連れて行くけど、邪魔だけはするなよ」(中井氏)

は、はい。で、仕事はなんですか?
「車でキャバクラや居酒屋に、おしぼりを運ぶ。ただ、それだけだ」(前同)

フー、やっとまともな仕事に巡り合えた。
でも、これって肝心の報酬が安いんじゃないの?

そう思いながら、薄くて細くて持ち運びやすいおしぼりを運んでいくと、納品と引き換えに、どの店も3万~6万円は渡してくれる。
しかも、店の対応が丁寧でストレスフリー!


高級ブランド店での買い付けの裏事情!



2時間で10店舗回ったのだが、このペースで100店舗回れば1カ月に500万はくだらないだろうし、それだったら年間の売上は6000万円はいける!

「バカだな。これは、みかじめ料の回収だ。ウチのシマのみかじめ料は組織、ひいては親分のものだから、お前には1銭も入らないよ」(同)

みかじめ料って、怖い世界の言葉じゃないですか……。
おカネが入らないこと以前に、この世界から抜け出させてください!

「しょうがねぇな。じゃあ、この店で、しばらく働いてくれ」(同)と言われ、働き出したのが、繁華街のとあるハコ型風俗店。仕事を教えてくれるのが金光氏(仮名)だ。

「お前がやるのは受付の仕事だ。現金で支払うんだったら問題ないが、クレジットカードの場合は、ここにカードを通して暗証番号を入れてもらう。もし、その客が酔っていたら、カードをさらに、こっちの機械にも通してくれ」(金光氏)

そうやって受付で会計やお客様の案内の仕事をしていると、ある日、外に買い出しを頼まれた。
「○×百貨店に行って高級ブランドの新作商品と定番商品を買えるだけ買ってきてくれ。帰りは箱などを傷つけないようにタクシーで帰ってこい。支払いはこのカード3枚で済ませること。暗証番号は……」(前同)

高級ブランドを大量にって、働いている女の子たちへのプレゼントか?
それにしても、買えるだけって言われても……。

「いいか、それぞれのカードの限度額が、どのくらい残っているのかはわからない。だから、それを探りながら買うんだ。ただし、店員に怪しまれる行動や言動には気をつけろよ」

こう教えてくれたのは、同じく買い出しに行く台東氏(仮名)。
ブランド品って、何に使うんですか?

「これを、いろんなところに売って換金するんだよ。お前が酔った客のカードをスキャンしていただろ。あれで作った偽造カードをカネにするんだ」(前同)

めちゃめちゃ違法行為!
「でも、お前にもそれなりの報酬が入るぞ」(前同)

そうじゃなくて、僕は合法の範囲内でおカネがほしいんですよォ(泣)!!

「じゃあ、東南アジアに旅行してこい。現地に日本に出稼ぎに来たい女を用意してあるから、帰りに、このバッグに詰めて荷物にして密入国させたら1人につき20万円払ってやる」(同)

やっぱり、真面目に働きます!

この記事が気に入ったら
をしよう

いいね!

@taishujpさんをフォロー

大衆のオススメ


オススメタグ


人気記事ベスト10


日刊大衆公式チャンネル


Copyright(C) 日刊大衆 Futabasha Publishers Ltd. All rights Reserved.