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大きすぎて駅に入らず…仏国鉄が車両2000本発注ミス

人間だからミスはする。「うっかり」というのは、誰もが経験したことがあるだろう。しかし、高速車両TGVや国際列車ユーロスターで有名なフランス国有鉄道(SNCF)の新車両導入で起こったうっかりミスは、度を越している。新しい車両を2000両発注した後、大きすぎて駅のホームに対して幅が広く、通過できない駅があることが発覚。いやはや、ジョークみたいな話である。

なぜそのようなことが起こったのか?

「発注段階で提出した駅のサイズが過去30年間で製造された比較的新しいものだけで、それ以前の駅のものは提出されていませんでした。昔の駅はもっとサイズが小さく、50年以上前の駅だと数センチの差で通過できないと判明したんです」(鉄道に詳しい記者)

新車両が通過できない駅が運行区間中に15%以上の割合で存在し、今さら解約や返品はできないため、約5000万ユーロ(約70億円)を追加投資し、全国の該当する駅でプラットホームを削る作業に入るそうだ。

全ての駅の幅やサイズを把握、確認していた者もおらず、車両製造会社も調査せずに着工するという、何ともお粗末なニュースである。ただ、このうっかりミスが人命にかかわることでなかったのは不幸中の幸いだろう。

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