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三浦雄一郎79歳「奇跡の20代ボディ」の秘密 vol.2

[週刊大衆09月24日号]

とはいえ、道のりは決して平坦ではなかった。同世代と比較して若々しい肉体を保持しているとはいえ、雄一郎氏は2度も心臓手術を受けたという。

前出の三浦医博が解説する。「父はいわゆる"スポーツ心臓"で、心室肥大なんです。心臓ポンプの信号系統に故障がある、心室細動という病態が見られ、6時間ほどの心臓手術を2度やりました。そんなことで、登山などできるのかと思いましたが、リハビリ後には、また冒険ができるほど回復したんです。おそらく、79歳のいまのほうが、心臓の調子はいいはずですよ」

また、3年前には、スキー場の事故で、骨盤が4つに割れる大怪我をした。
「このときは、筋肉にメスを入れるのを避けて、手術をしないで治す道を選びましたが、骨密度が高いのが幸いして、リハビリを重ねた結果、すっかり回復しましたよ」(前同)

ただただ驚嘆するしかない、驚異的な肉体だ。だが、雄一郎氏の"奇跡のボディ"は、「後天的に作られたもの」だという。
つまり、誰にでも、あのスーパー肉体になれる可能性があるというのだ。
「スキーには、"エキセントリック・エクササイズ"の効果があるんです。父の骨密度が高いのも、これの影響が大きい」(同)

"エキセントリック・エクササイズ"とは聞き慣れない言葉だが、これは"筋肉の戻る動きを意識した運動法"のこと。
実際にやってみればわかるが、片手でダンベル運動を行なう際、持ち上げるときよりも、ゆっくり元の位置に戻すほうが筋肉の負荷は大きい。主に下半身の筋肉を使って2枚の板を操り、坂を下り降りるスキーには、同様の負荷がかかるというわけだ。
「スキーに限らず、日常生活でもエキセントリック・エクササイズを行なう方法はあります。階段を降りる際、下ろす足は爪先から着けるようにして、もう片方の足はゆっくり曲げながら体重を支えるよう意識すれば、結構な筋トレになりますよ」(同)というから、これは試さない手はない!?

最後に、三浦雄一郎氏に今後の抱負を聞いてみた。
「今回のエベレスト登頂に向けて、この10月に一度、ヒマラヤに入り、1カ月の調整を行なう予定です。温暖化の影響で氷が溶けて、岩登りになってしまいそうですよ。本番は、来年の3月からスタートします。4月にベースキャンプで高度順化して、5月10日頃から1週間で登頂するんです。いまは、それしか頭にないんですよ」

冒険家精神は、どこまでも続く。きっと100歳になっても、新たなる挑戦を見せてくれることだろう。

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