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首都圏を襲ったあの激震は大震災発生の予兆なのか?

[増刊大衆6月29日号]

GW中の5月3日、岐阜県飛騨地方や長野県中部を震源とする最大M4・5の群発地震が発生。
続けて5日には、東日本大震災以降での最大震度"5"の地震が首都圏を襲った(震源は伊豆大島近海でM6・0)。

いよいよ次の大地震の予兆か、と不安に思われた方も多いことだろう。
そこで本誌では、地震予知で知られる琉球大学名誉教授の木村政昭氏(海洋地質学)に話を伺った。
すると、意外な答えが。

4月1日に遠く太平洋の東端で発生したチリ沖地震(M8・2)が不気味だと言う。
「太平洋には、南極海から太平洋にかけて延びる、東太平洋海膨と呼ばれる海嶺があります。これは、日本列島近くに西端が来ている太平洋プレートと、南米大陸に東端を接するナスカプレートの境界にあります。1950年以降で見ると、例外なく、ナスカプレートの東端で大きな地震が起きると、数年後に太平洋プレートの西端、つまり日本近海で、大地震が発生しているんです」

実際、東日本大震災前年の2月には、チリでM8・8の大地震が発生しているのだ。
では、この4月1日のチリ沖地震の影響で、日本で危ないのはどこか?
「昨年末、小笠原諸島の西之島で噴火活動により新しい陸地が誕生しましたが、私はここも含む伊豆・小笠原諸島付近ではないか、と睨んでいます。本土まで距離があるので、揺れは比較的抑えられると思われますが、巨大津波が襲う可能性はありますね」(木村氏)

また、伊豆・小笠原諸島下の海溝は、富士火山帯に沿っているため、この付近で大地震が起こった場合、これを引き金に富士山大噴火が起きる可能性もあるという。
あの恐怖の日々、再びとならぬよう祈りたい。

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