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太宰治のコンプレックス

[週刊大衆07月07日号]

作家がペンネームを使うことは珍しくありませんが、その決め方は人それぞれです。

尊敬するアメリカの小説家エドガー・アラン・ポーにちなんで江戸川乱歩。
文学に理解のない父親に「くたばってしまえ」と罵倒されて二葉亭四迷。
麻雀に熱中して徹夜してしまったから阿佐田哲也。

これらは、よく知られた命名の由来です。

三島由紀夫は、たまたま通りかかった三島で富士山を見たら雪がかかっていたので、この名前にしたといわれています。

師匠に名前を変えさせられたのは石川啄木。
最初は「白蘋(はくひん)」と名乗っていたのですが、与謝野鉄幹から「そんな高級な名前は似合わない」と言われ、キツツキという意味がある啄木に改名しています。

ちょっと面白いのは太宰治。
一説によると、彼のペンネームはコンプレックスを解消するため。
本名の津島修治に自信を持てなかったからだといわれています。

太宰はどうして、津島修治という名前がイヤだったのでしょうか?
ヒントは、彼が青森の津軽出身であることです。

答えはココを押す! 答え :津軽弁で津島修治を発音すると「つすますんず」になってしまう。太宰治なら、津軽弁に影響されない。

出題:浜川卓也

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