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半年経過 餃子の王将社長射殺事件 京都府警 捜査は難航中の裏事情

[週刊大衆07月14日号]

大いなる前進なのか、それとも、さらなる迷宮入りを示すのか――。

昨年12月19日に発生した「餃子の王将社長射殺事件」を捜査中の京都府警は、6月18日、実行犯が事件後に逃亡した際に使用したと見られる複数台のバイクを京都市山科区で発見したと発表した。

「王将の大東隆行社長が市内の本社に車で出勤し、下車したところを発砲したとされていますが、その後の足取りはわかっていませんでした。そのため、府警は本社ビルにあるものも含め、周辺約150もの防犯カメラの映像を徹底的に分析していました」(全国紙記者)

その結果、現場から移動する弱い光を確認。
この光に絞って映像を分析した結果、バイクが見つかったという。

「しかし、このバイクが、実行犯が使用したものであるという確証はなく、推測でしかないんです。というのも、犯行時間が早朝5時ということで、映っているものはほとんどなく、映像に残っているのはわずかな光のみ。それが"線の動き"をしていることや、光源の角度から"車かバイクではないか"としただけですから」(前同)

逃亡の手段の発見と言えば聞こえはよいが、現状はそれにほど遠いという。
「とにかく何も手がかりがないんです。だから、事件の風化を防ぐために、このタイミングで"バイク発見"の情報を出したのでしょうが、そうせざるをえないほど捜査が難航している状況が伝わってきます」(同)

事件解決の困難の陰には、実行犯の"慣れ"があると、捜査関係者は吐露する。
「銃撃事件でバイクを使うのは、ヒットマンの常套(じょうとう)手段だ。というのも、バイクはN(自動車ナンバー自動読取装置)にひっかかりにくいし、細い道にも入れるからルートが絞れない。それに、仮にこっちが追えたとしても、逃げやすいなどメリットが多いんだ」

発見されたバイクは盗難されたものだというが、
「もし、このバイクが本当に犯行に使われていたとしても、他人の物であれば、そこから犯人を追うのは、また時間がかかる。実行犯は、これが初めての事件ではなく"場慣れ"した人間で、捜査の弱点を知っていることが想像される」(前同)

今後の捜査の成り行きが注目される。

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