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世界のスターもひれ伏すビートたけし「究極人たらし術」大解剖 vol.1

[週刊大衆10月29日号]

――けっこう人、入ってるじゃねえか、バカヤロー!
ヤクザ映画っていうのに、姉ちゃんがマジに見てんじゃねえか、コノヤロー!

本誌記者の口から思わず飛び出してしまった乱暴な言葉づかい、お許しあれ。

なにせ、ビートたけし(65)こと北野武監督の最新作『アウトレイジビヨンド』(10月6日から全国公開)は、初日から大盛況なのだ。初日から3日間の観客動員は29万4485人、興行収入3億9528万7800円で、興行ランキング1位を獲得したのだ。

今作で16作目となる北野映画の歴史上、初登場1位を獲得するのは初の快挙だという。しかも、4週連続1位の『踊る大捜査線THE FINAL 新たなる希望』を蹴散らしての首位だというからスゴイ。

たけしの所属事務所『オフィス北野』社長で『アウトレイジビヨンド』のプロデューサーも務める森昌行氏は、次のようにいう。
「たけしさんと一緒に、大物俳優の皆さんがバラエティー番組に揃って出演し、楽しい雰囲気の中で宣伝できたことが、この結果に繋がったんだと思います。映画そのものは、決して家族揃って楽しめるものではありませんが、間口を広げる宣伝戦略が好成績に結びついたんでしょう」

たとえば『笑っていいとも!』(フジテレビ系)。1日放送の回で、たけしは人気コーナー「テレフォンショッキング」に24年ぶりに出演した。また、同じくフジ系『SMAP×SMAP』(1日放送)の「ビストロSMAP」のコーナーには、たけしをはじめ、三浦友和、中尾彬、加瀬亮の豪華配役陣が勢揃い。

次いで、5日放送の『ぴったんこカン・カン』(TBS系)に、たけしは塩見三省、桐谷健太とともに出演。特殊メイクで北野監督に扮した司会の安住紳一郎アナに、たけしが延々と水をかけ続けるギャグを披露した。

これ以外でも、たけしは多数の番組で宣伝活動を行なっている。それだけ、たけしの最新作にかける意気込みはホンモノなのだ。
「"世界の北野映画"とはいえ、興行的に大ヒットと呼べるのは、28億5000万円の興行収入となった『座頭市』(03年公開)くらいなんです。そんな状況のなか、2年前に公開された前作『アウトレイジ』は興行収入7億5000万円を稼ぎ出しました。それもあって、2作目への期待が高まっていたんでしょう。北野監督の頭には、アウトレイジのシリーズ化があると思います」(映画関係者)

シリーズ化とは嬉しい話だが、それもそのはず。なにしろ、映画の本場ハリウッドの大物俳優からも、「俺を使え!」という出演オファーが殺到しているというのだ。
「雑誌『ORICON STYLE』のインタビューで、たけしはその秘話を明かしています。なんでも、たけしに直接、出演を申し入れてきたのは、映画『シャーロック・ホームズ』でワトソン役を演じたジュード・ロウ。そして、映画『アベンジャーズ』などでおなじみのサミュエル・L・ジャクソンといいますから、まさに超大物ですよ」(芸能記者)

邦画界からも、互いに「たけちゃん」「健さん」と呼び合う仲の高倉健から、「北野映画に出演する」という"男の約束"を取りつけているのは有名な話だ。
「『~ビヨンド』に出演している西田敏行も、たけしに"直訴"した一人。西田は前作を観て、"ぜひ、このスクリーンに自分自身を存在させたい"と思い立ち、テレビ局でたけしに会ったときに、"次作に出たい"と掛け合ったそうです。さすがに、たけしも驚いて、"本当にいいの?大丈夫なの?"と、何回も念押ししたそうです」(芸能事務所関係者)

前作に引き続き出演している三浦友和も、北野監督の『その男、凶暴につき』(89年)以来、北野映画のファンになったといい、「北野監督は、僕のようなタイプの俳優を必要とする映画は撮られないと思っていましたから、(オファーを受けたときには)すごく嬉しかったです」と語っているという。

10月25日公開のvol.2に続く・・・。

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