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美しくて気高い!「日本女性のおっぱい遷変55年史」 vol.2

[週刊大衆10月29日号]

第2部
『11PM』からグラビアまで女優で振り返るお乳の歴史

この55年の間に、失われてしまった光景がある。
「昔は、公衆の面前で、母親が赤ちゃんにおっぱいをあげる姿を普通に見ることができました。ところが、昭和30年代の終わり頃から、そうした光景はパッタリ見かけなくなった。女の人のおっぱいに対する意識が180度変わったんでしょうね」
こう指摘するのはエッセイストの下関マグロ氏。

女性の間で、豊かな胸に対する憧れが芽生え始めたのもこの頃で、1958年には本誌にも"豊胸手術"の記事が載っている。それはさておき、おっぱい星人にとっては、ヌードグラビアをふんだんに掲載した『平凡パンチ』(1964年)と『週刊プレイボーイ』(66年)の創刊は画期的な出来事だった。

だが、それ以上に衝撃的だったのが、65年にスタートした深夜のテレビ番組『11PM』(日本テレビ・読売テレビ系)だ。
「当初はニュース中心の硬派番組でしたが、2年目に大橋巨泉が司会を担当してから、オトナのお色気番組に衣替えして人気沸騰。朝丘雪路(33=当時)が番組アシスタントになってからは、巨泉・雪路の名コンビが一世を風靡するようになりました」(芸能記者)

芸能ジャーナリストの二田一比古氏がいう。
「巨泉がグラマーな朝丘雪路を"ボインちゃん"と呼んだことから、ボインが胸の大きな女性を意味するようになったのは、あまりにも有名なエピソード。朝丘がいなければ、ボインという言葉は生まれていなかったかもしれない。そう思うと、感慨深いものがありますね」

『11PM』の売りのひとつだったのが、セクシーなカバーガールたちだ。

まだ大学生だったかたせ梨乃がカバーガールに起用されたときは、超ド級の爆乳が話題になったし、飯島直子の芸能人としての初仕事も『11PM』のカバーガールだった。
一方、70年代になると、売り出し中の若手女優が、映画で次々に脱ぐようになった。

その代表が、74年から『赤ちょうちん』『妹』『バージンブルース』の日活"青春3部作"に立て続けに主演した秋吉久美子(19=当時)だ。
「アッケラカンとした脱ぎっぷりのよさもさることながら、秋吉はおっぱい自体も見事でしたね。大きからず、小さからずのほどのよさで、背後から揉みたてたら、手のひらにすっぽり収まりそう。乳首もツンと上を向いた極上の美乳でした」(秋本氏)

73年には、由美かおる(22=当時)が、映画『同棲時代』で初脱ぎ。仰向けになっても型崩れしない水蜜桃のようなおっぱいは、男たちの下半身を熱く、硬くさせたものだった。

彼女が裸の背中とヒップを見せながら、ハミ乳している"見返り美人"のような同映画のポスターも大変な評判になった。
「70年代は、女優にも"映画に出る以上、脱ぐのは当然"という意識がありましたからね。思えば、いい時代でした」(秋本氏)

70年代のおっぱいを語るうえで絶対に外せないのが、71年にスタートした日活ロマンポルノ。その第1弾として同年11月に公開された『団地妻昼下がりの情事』は、主演・白川和子(24=当時)の妖艶さもあり大ヒットした。
「白川は、ロマンポルノの前に、200本ものピンク映画に出演した実績がありますからね。凄い美人というわけじゃないですが、男好きする顔と体で、一躍トップスターになりました」(前出・映画誌記者)

同じ頃、ポルノ路線に乗り出していた東映の二枚看板だったのが、当時18歳の池玲子と杉本美樹。
71年の『温泉みみず芸者』で同時にデビューした2人だが、杉本は2作目のスケバン『女番長ブルース牝蜂の逆襲』がヒットし、"女番長シリーズ"で売り出すことになった。
「キツネ顔でスレンダーボディ、美乳の杉本と、タヌキ顔でややポチャ、巨乳の池は、キャラクターも対照的で、ファンの人気を二分しました。共通点は、2人とも本物のワルの匂いがプンプンしていたこと。ああいう女優が、いまはいなくなりましたよね」(芸能記者)

一方、アイドルシーンに目を転じると、76年の第1回「ホリプロタレントスカウトキャラバン」で優勝、ビキニやTシャツ姿で、はちきれそうな胸をアピールして人気者になったのが榊原郁恵(16=当時)。

80年は山口百惠が引退、松田聖子がデビューした年だが、同じ年に16歳でデビューしたのが河合奈保子だ。彼女の並み外れた胸の膨らみは「芸能人水泳大会」でもお馴染みだったが、悲しいかな、当時のアイドルには巨乳は御法度だった。
「彼女はまぎれもない巨乳でしたが、当時のアイドルは胸を強調してはいけないという風潮がありました。当時"胸の大きい子は頭が悪い"というネガティブなイメージがあったことも理由のひとつかもしれません。いまの時代なら巨乳を売りにもできたんでしょうが……」(前出・二田氏)

河合奈保子は"早すぎた巨乳アイドル"だった!?

対照的に巨乳、爆乳、ウェルカムだったのがグラビア界。なかでも、75年に初代「クラリオンガール」になったハワイ出身のアグネス・ラム(19=当時)は、一大旋風を巻き起こした。

10月26日公開のvol.3に続く・・・。

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