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世界のスターもひれ伏すビートたけし「究極人たらし術」大解剖 vol.2

[週刊大衆10月29日号]

国の内外問わず、そこまで大物俳優たちを夢中にさせる、たけしの"人たらし術"の極意はなんなのか。
「やはり、北野映画といえば世界。有名な海外の映画祭に招待される作品に出演するというのは、世界的な俳優としての地位が約束されたようなものです」(芸能評論家・金沢誠氏)

北野映画は、最新作を含めて8本が「ヴェネツィア国際映画祭」に招待されたのをはじめ、全16作品が海外映画祭に招待されるという金字塔を打ち立てている。
「また、いまの映画界は、若手俳優を主役にして、愛だのなんだのをテーマにした作品ばかりで、大物俳優が本気になれる映画が少ない。北野映画はまったく違いますからね」(前同)

『アウトレイジ』は、甘っちょろい部分をすべてシャットアウト。しかも、ヤクザをヒーローに仕立て上げることなく、「出演者全員悪人」という潔さがウリなのだ。
「三浦さんにしても、前作に出演して、"これだけいい映画なんだから、最新作はより多くの人に見てもらいたい"という思いがあるからこそ、バラエティー番組に出演してまで、映画を宣伝してくれているんじゃないでしょうか。『ぴったんこ~』に出演した塩見さんなんて、これまでバラエティー番組への出演経験すらなかった人ですからね」(製作関係者)

そんな大物俳優の気持ちに応えるのがまた、たけし流"人たらし術"の極意。
公開初日の舞台挨拶で、極道ふうのダークスーツに身を包む豪華な出演者を従え
て登場したたけしは、「誰が一番悪いと思う?」という質問に、「(スポンサーの)テレビ東京と(配給元の)ワーナー・ブラザース。ヤクザ映画なのに、どれだけ(宣伝のために)コメディーやらなけゃならないんだよ。三浦さんとか皆にバラエティーに出てもらって、酷い目に遭わせた」と答えているが、たけしをよく知る関係者は、「アレは、たけしさん流のお礼の言葉なんです。たけしさんは、ああ見えて律義な人で、絶対に人を裏切らない。目をかけた若手芸人が芽を出すまで引退できないと、真剣に考えるくらいですから。だから皆、信頼してついていくんです」

そうなると、ますますの出演オファー殺到も予想される『アウトレイジ』の3作目の実現が気になるところだ。前出の森氏に、本心を聞いてみると、「皆さんにこの先、『アウトレイジ』が連作で続くと思われると、映画館に足を運んでもらえなくなるかもしれません。最新作で"全員悪人完結"と謳っている意味は、観客の皆さんに、そういうイメージを持っていただかないためです」と、なんとも思わせぶりな答えが返ってきた。

もし、3作目が実現すれば――高倉健を筆頭に、ハリウッドスターを交えた日米豪華スターの競演という、ファン垂涎の作品になるに違いない!

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