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嘘みたい!緊急走行中のパトカー「速度違反で検挙」

事故や事件が起きたとき、パトカーや救急車は「緊急走行車」として、赤色灯を点けサイレンを鳴らして現場に急行する。この緊急走行に遭遇して、交差点などで信号とは関係なく道を譲ったことがある人は多いだろう。しかし、水戸黄門の印籠のように万能に思えるこの緊急走行中のパトカーが、なんと違反切符を切られるという異例の事案が起こっていた。

今年2月、京都府警の高速隊員が運転するパトカーは、高速道路で当て逃げが発生したとの通報を受けて事故現場の中国自動車道・西宮名塩サービスエリアへ急行した。緊急走行車として赤色灯を点け、サイレンを鳴らしながらの運転で、ここまでは普通の光景だ。

ところが問題は車の速度。このパトカーが緊急走行中に高速道路を時速145キロで走行したとして、兵庫県警のオービス(速度違反自動監視装置)に測定されていたのだ。

実は緊急走行車とはいえ速度制限は設けられていて、一般道では時速80キロ、高速道では時速100キロで走ることを定められている。そのため、このパトカーは45キロ超過で道路交通法違反容疑で検挙されてしまった、というわけだ。

道交法では、刑事ドラマでよく見る凶悪犯の追跡時などの場合、例外的にパトカーの緊急走行時の速度超過を認めている。しかし、今回の事件ではその例外に当てはまらないとの判断。

検挙したのは兵庫県警で、検挙されたのは京都府警の高速隊員。兵庫県警は「緊急性があるなら、他府県警と連携すればよく、速度超過の正当性はない」と、何か警察同士のナワバリ争いのような気もしてしまうが……。

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