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ニッポンの誇り!ホンダの小型ジェットを刮目せよ!!

ニッポンの誇り!ホンダの小型ジェットを刮目せよ!!

「ホンダ」というと、最近はNボックスっていう軽自動車が売れてますよね。40代以上の読者の方なら、CBやNSRなどの、高性能バイクを思い浮かべるかもしれません。
戦後間もなく静岡県浜松市で産声をあげたホンダ(=本田技研工業)は、自転車に後付けする小さなエンジンを開発し輸送機器業界に参入。後に全国のソバ屋さんで愛用されるスーパーカブから自動車、ロボットまで作るモビリティメーカーになりました。

そんなホンダが、飛行機も開発していたって知ってました? 飛行機といっても何百人も乗れるものではありません。いわゆるビジネスジェットと呼ばれる、数人から数十人程度が乗れる小型のジェット機を、ホンダはこつこつと研究していたんですね。

今から28年前の1986年から、ホンダは航空機と航空機エンジンの研究を始めました。10年の基礎研究の末、ホンダジェットプロジェクトが正式に立ち上がったのが97年のこと。そして今年6月28日に、ついに量産1号機が米国・ノースカロライナ州で初飛行に成功しました。

スバル(旧中島飛行機)やミツビシのように、戦中に飛行機を作っていたメーカーならまだしも、そんな経歴のないホンダが航空機を作ったということがまず驚きです。しかも機体はもちろんエンジンも米国GEと共同開発し、どちらも自社で手掛けるという世界的にも非常に珍しい構成のうえ、そのエンジンの取り付け位置は、他に類を見ない翼の上にあるというもの。

この独創的なエンジン取り付け位置で、ホンダジェットは同クラスの小型ジェット機に比べ、広い室内や高い燃費性能を実現しました。「人のまねをするな」という故・本田宗一郎氏の教えは、いまもホンダに脈々と受け継がれているのです。

ちなみにこのホンダジェット、お値段は約4億5000万円。量産1号機に施されたカラーリングに加え、シルバー、赤、黄、青の全5色のカラーバリエーションが揃っているあたりは、クルマ屋さんならではですよね。

すでに同機は北米と欧州で受注が始まっており、現在、量産1号機を含めて10機が最終組み立て段階にあります。2015年1月~3月に予定されている、米国連邦航空局の型式証明取得後、ホンダジェットは世界の空に向け飛び立つ予定です。

本田宗一郎氏はオートバイで世界に打って出て、大成功を収めました。そのエンブレムには、一貫して鳥の翼が描かれています。ホンダの大空への憧れは、昭和21年の創業から68年を経て、ついに実現したわけですね。日本のモノ作り魂の結晶ともいうべきホンダジェット。こういうのは、もっと世界に誇ってもいいんじゃないでしょうか。

ホンダ
量産1号機初飛行を喜ぶホンダジェット開発者のみなさん。


ニッポンの誇り!ホンダの小型ジェットを刮目せよ!!

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