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第13回 10,000人以上の女性に愛された元カリスマホスト、新宿歌舞伎町トップダンディー1st代表-明神すばるさん

2014-07-11

止まらないキスの秘密
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「もう何度したのか覚えていない」

100年先まで残したい「超・人間カタログ」東京レジェンドNAVI


前回、新宿2丁目の代名詞とも言える(笑)藤井ケインさんを取材して、ふと、同じ”新宿”の街を舞台にした私の代表作『新宿ミッドナイトベイビー』を思い出しました。作家って面白いもんで、作品を書いてる時は、とても苦しいんです。でも、書き終わると、その苦しみは段々薄れていき、しばらくすると忘れてしまう……。私は少なくともそのタイプ。まるで出産みたい。とはいえ、勿論、出産を経験したことがないから詳しくはわかりませんが、たぶんこんな感覚だと想像しているわけです(笑)。
では話を戻しますね。この小説は、新宿2丁目と新宿歌舞伎町を舞台に、幼児虐待、無防備セックス、ドラッグなど、極彩色に輝く新宿ネオン街で、若者たちが壊れた玩具のようにハチャメチャに生きる、ピカレスクミステリー。今思えば、あの頃の私はとんでもない小説を書いていたもんだとビックリ仰天しています(笑)。
ただ、斬新な内容だったのか、物凄く売れたの(笑)。その後2年連続で舞台化されたり、今年は映画化もされたりと、何かと話題の作品なのですが、この作品の登場人物に”歌舞伎町のカリスマホスト”が出て来るんですね。
今回は、そんなカリスマホストを直撃したいと思い、ある人に連絡したら、快く引き受けてくれたので、早速、お話を聞いてみました。
カリスマホストとはいえ”元”であって、現在は、ホストクラブの代表で実業家としての顔も持ち、また、ファッションショーや映画に出演したりとマルチに活躍している、明神すばるさんです。
「早速ですが、すばるさんは、どうしてホストになったんですか?」

「実は、大学生の頃にアルバイトでホストをやったのがきっかけなんです。」

「大学では何を学んだんですか?」

「政治経済学部で経営学を学んでたんですよ」

「随分とお堅いところからホストになったんですね~。ギャップを感じますね(笑)!
 大学までいってホストになったきっかけって何だったんですか?」

「そうですね~。当時、なんだか普通に働いてるのがつまらなかったんですよね。それでホストクラブで働こうかな、という感じで。もともと、別にお金がそこまで欲しかった訳ではないし、女性にモテたいとかでもなかったですね。でも、ホストとして働くうちに、東京の中心である歌舞伎町で、自分がどれくらい凄いのか試してみたいなぁ、なんて思ってきたんです。自分は何のために生きてて、誰の役に立つのか。誰が自分を必要としてくれるか、誰かに必要とされるのか。それがすごく大事なことなんだと思ったんです。」

「今のホストと昔のホストって、何か違いってありますか?」

「今って、コンビニのアルバイトで働く感覚で気軽に入ってきますよね(笑)。片手間って感じかな。あとは、アイドル産業に近い感じがする。今、売れてる子って、そんなに話さないし、酒の飲めない子も多いんですよ。アイドルと一緒で、PRの仕方や演出でどうにかなっちゃう部分もある。昔のホストって、”アウトロー”ってイメージだったでしょ? 実際確かにヤンチャだったですしね(笑)。飲んで、話して、毎晩騒いでましたね。それを想えば、総体的には今の子の方が会話力、対応力は低いと思います。」

「なるほど。ホストが変わったとすると、それと同時にお客さんも変わるものなんですか?」
「そうですね。昔はいわゆる女の子の中での”アウトロー”、同業者のお水商売のコたちが中心だったけれど、今は普通のOLのお客さんも多いですからね。」


「すばるさんの将来の夢はなんですか?」

「常に新しい分野にチャレンジしてる自分でいたいと思っています。今は、現役のホストではなく運営側にいますが、これから後継者を育てたいですね。何でもそうですが、人との出会いが人生を大きく変えちゃうケースってありますよね? だからこそ、自然体で、自分を作りすぎないことが大切だと僕は思っていますけどね」 

「ありのまま、ってことですね。でも、ホストって、とても稼げるから、一度やったらやめられないでしょ?(笑)」

「そうですね(笑)。でも、一攫千金を狙うよりは、積み重ねた結果で高い報酬をもらうと言う発想がとても大事だと思ってるんですよ。」

「意外と堅実な発想が大事ということですね。ところで、普段は何してるんですか?」

「昼間はホストクラブ経営以外の別の仕事もしてますし、だいたい午前中から動いたりしてますね。ホスト業界だからって午前中ずっと寝てる、なんてことはないですよ。」

東京の魅力を聞いた時、すばるさんは、「チャンスが沢山ある街」と答えてくれました。確かに、東京は、地方に比べて、沢山人がいるし、仕事もあります。それを手にしていくには、やはり、自然体で平常心で生きていなきゃダメだと、すばるさんの話を聞いて改めて感じました。

今日、あなたの人生を変える「特別な人」に出会うかも知れません!
東京って、そんな不思議な街だから……。




◆明神すばるさんが代表を勤めるお店
TOPDANDY 1st
東京都新宿区歌舞伎町2-28-2 東松ビル5F
TEL:03-3205-8620
http://s.topdandy1st.jp/


寺西一浩(てらにし かずひろ) プロフィール
1979年10月2日生まれ
3歳で、女優・山岡久乃に見初められ子役として活動。慶應義塾大学法学部卒業。慶應大学在学中に出版したエッセイ『ありがとう眞紀子さん』が話題となり文壇デビュー。
その後、24歳の時、業界最年少で芸能プロダクション、株式会社トラストミュージックエンタテインメント代表取締役に就任し島倉千代子歌手生活50周年事業を成功させる。
その後は、小説家、プロデューサーとして活躍。著書に、「クロスセンス」「新宿ミッドナイトベイビー」「女優」、世界初電子書籍連載小説「Mariko」を配信。
2011年、「女優」が映画化されるにあたり、自身が監督デビュー。
「女優」は、第15回上海国際映画祭正式招待作品に選ばれ主演・岩佐真悠子とレッドカーペットを歩く。また、第25回東京国際映画祭、東京中国映画週間特別上映作品に選ばれ開幕式でグリーンカーペットを歩き話題となる。2013年、映画「東京~ここは、硝子の街~」を監督・脚本・プロデュース(出演:中島知子、田島令子他)。日本最大級の男性ファッション&音楽イベント「東京ボーイズコレクション」を大原英嗣氏と共に主催。ゴールデンバード賞主催。2014年、「新宿ミッドナイトベイビー」が映画化決定。


【関連書籍】
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