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ビートたけしが仕掛ける「お笑い界クーデター計画」 vol.1

[週刊大衆11月19日号]

《殿、大坂攻めの際には、ぜひとも、それがしに先陣を――》

そんな会話が聞こえてきそうな"武闘派タッグ"が結成された。
「久々に東京らしいお笑いができる」と、ビートたけし(65)がコメントするや否や、とんねるずの石橋貴明(51)はすかさず、「くだらない東京のお笑いを作っていけたら」と、応じた。

TBSのバラエティー新番組『日曜ゴールデンで何やってんだテレビ』(10月21日スタート、毎週日曜午後7時57分~)の制作発表の場で、関東のお笑い界を代表する2人がそう抱負を語った。
それに対し、「2人とも東京というフレーズを連発し、"まるでコレ、関西の芸人への宣戦布告やないか"と受け取った関係者もいます」(上方のお笑い事務所スタッフ)と、関西方面では何やら不穏な空気が流れた。いったいなぜ、こんなことになったのだろうか。放送評論家の金沢誠氏がこう語る。
「いまのTBSは視聴率を取ることが至上命題。新任のバラエティー制作部長は、たけしや石橋、それからSMAPの中居正広に太いパイプがあります。たけしが、『情報7daysニュースキャスター』で、土曜夜の激戦区で高視聴率をあげているのを見て、不振が続く"日曜8時"の巻き返しを彼に託すことになったんだと思います」

一方、たけしと石橋は一時、"犬猿の仲"と噂されたものの、たけしが『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジ系)にゲスト出演した09年頃から、雪解けしたといわれる。かくして、戦雲たなびく"たけし城"の重臣となった石橋。
その彼が、上方のお笑い芸人を毛嫌いしているのは有名な話だ。たけしも、この最強タッグ結成にあたり、「関東の笑いが(上方勢に)押されるなかで、ずっと立ちはだかってきたのが、とんねるず」と、石橋の実績を高く買っていた。

「石橋は、自分の番組には関西の芸人を出さないと明言するほど。たけしが、そんな関西嫌いの石橋と手を組むことによって、石橋の野望にひと肌脱ぐ形になりました」(テレビ局関係者)

その石橋が最もライバル視する上方の芸人は、ダウンタウンの2人だという。新番組『日曜ゴールデン』の裏にはNHK大河ドラマとともに、ダウンタウンが司会を務める『爆笑大日本アカン警察』(フジ系)が放送されているが、同番組は2ケタ台の視聴率を稼ぐ人気ぶり。一方、『日曜ゴールデン~』初回の視聴率は8・8%。
「大河ドラマは、視聴率が低迷していることもあり、もはや敵ではありません。新番組の第1のターゲットは『アカン警察』です」(TBS関係者)というのだ。

だが、なぜダウンタウンを狙うのか――。

お笑い構成作家は話す。「ダウンタウンの松本人志と、暴力団問題で引退するまで上方お笑い界の東京進出を牽引してきた島田紳助は、引退会見で紳助が"(事前に)松本だけには(引退を)連絡した"といったほどの深い関係です」

一方、紳助と、たけし・石橋には、こんな因縁がある。それは、09年に紳助が『オールスター感謝祭』(TBS系)の生放送中にお笑いトリオ・東京03を恫喝した事件から発展したもので、
「たけしと関係が深いタレントの大竹まことの息子が東京03のマネジャーだったんです。東京03の所属事務所(プロダクション人力舎)は、東京を席捲しつつある吉本興業の大きなライバルでした」(前同)

このとき、たけしは「紳助が"挨拶がない"とかって若手の東京03ってのを怒ったもんだから、出番前にタレントがいちいちオレんとこに挨拶に来て、うるさくてしょうがないよ」と発言し、紳助を皮肉ったのだ。

一方の石橋は、もっと露骨。昨年10月に放送された『みなさんのおかげでした』で石橋は、「自分の中ではセーフだと思っていたんです。50歳にして引退を決意しました」と、発言。ご存じのとおり、これは、紳助が引退会見で「(暴力団との親密交際について)僕の中ではセーフでした」と釈明したコメントのパロディーだ。

11月15日公開のvol.2に続く・・・。

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