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ビートたけしが仕掛ける「お笑い界クーデター計画」 vol.2

[週刊大衆11月19日号]

紳助の"東京03恫喝事件"と、たけし・石橋との関係を踏まえて、2回目の『日曜ゴールデン~』(10月28日放送分)を見ると、「その事件が伏線になっていることがよくわかる」と、前出の構成作家が続ける。
「たけしと石橋の前でコントを演じた3組の若手は、もちろん関東芸人。まずは事件の"当事者"東京03。そして、彼らと同じ事務所のキングオブコメディ。残る劇団ひとりも、かつて、たけしが所属していた太田プロダクション所属。石橋は、番組から関西の芸人を締め出すと息巻いているそうですが、まさにその実践ですよ」

そして、こう結論づける。「実力のある若手を、たけしと石橋が温かく見守るなかで伸び伸びとやらせる。それで高視聴率を獲得し、裏番組の『アカン警察』を叩き潰すんです」(前同)

純度100%の関東の笑いで、ダウンタウンと、紳助の影を完全に排除するというのだ。なんともキナ臭い話になってきたのだが……。

お笑いライターが、「いずれにせよ、好き嫌いの激しい石橋にしたら、今後、たけしとタッグを組む利点を最大限に生かしていきたいところでしょうね」と語る。

なにしろ、たけしの"人たらし術"は一級品。番組でも、キングオブコメディの高橋健一が相方の今野浩喜に「たけしさんに普通に話しかけてるんじゃねえよ」とツッコミを入れていた。その高橋は「たけしさんのラジオ『オールナイトニッポン』を聞いて、お笑い芸人を目指した」と告白するとおり、たけしを尊敬する若手芸人の一人だ。
「たけしは昔、ツービート時代に先輩から"あんなの漫才じゃないよ"と酷評された経験があり、若手の悪口は絶対いわないと決めているそうです。しかも、彼は無名といえる芸人の漫才やコントまでチェックして、"オイラ、はいつくばって笑っちゃったよ"とテレビで話す。だから若手は信頼し、尊敬するんです」(前同)

とはいえ、たけしは、すでにお笑い界の大御所。上方お笑い界の若手・中堅クラスに対しても、平等に評価している。最近では、「吉本興業所属のブラックマヨネーズを買っていて、"ヒナ壇で何かやらせると最高に面白い!"といっています」(お笑い関係者)

このほか、吉本が主催する『THE MANZAI』(フジ系= 12月に放送予定)では、2年連続して最高顧問を務めている。
「浅草でデビューしたたけしの中に関東の笑いのDNAが受け継がれているのは確かですが、彼のスタンスは基本的に全方位外交。関西芸人が嫌いという石橋に乗っかって面白がっているだけでしょう。番組としても、視聴者の興味を引きつけるための戦略が必要ですから、あえて"アンチ上方"を仕掛けている面があると思いますよ」(前出・芸能記者)

ともあれ、"日曜8時"を舞台に、東京お笑い界の反攻の狼煙が上がったのは事実のようだ。

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