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安倍内閣「集団的自衛権容認」で24万日の丸自衛官の本音

[週刊大衆07月28日号]

安倍内閣「集団的自衛権容認」で24万日の丸自衛官の本音

「集団的自衛権」の行使容認を閣議決定した安倍内閣。集団的自衛権とは、なんとも堅苦しい表現だが、要はこれ、「同盟国が攻撃されたら、日本への攻撃とみなし応戦する」という理屈。「自国が攻撃を受けた場合に、これを防ぐ目的で攻撃する権利を"個別的自衛権"と言いますが、これは憲法解釈を変更せずとも行使できるとされてきました。まあ、当たり前の話ですけどね(笑)。"やられたらやり返せる権利"をいちいち確認しなければならないところに、戦後日本の"いびつさ"があるのではないでしょうか」(国際政治学者)

個別的自衛権と集団的自衛権の違いは、攻撃を受けた国が、自国か同盟国かということ。
集団的自衛権にのっとれば、自国が直接攻撃されていない場合でも、武力を行使することになる。

「NATOなどの軍事同盟は、加盟国の集団的自衛権によって成り立っています。地域の秩序を保つのに集団安全保障体制で臨むのは、軍事費抑制の面からも、現代の常識ですね」(前同)

日本の場合、同盟国はアメリカを意味する。
「日本の周囲で言うと、アメリカは韓国、オーストラリアに軍事基地を持つ。日本には直接関係なくても、北朝鮮や中国がこうした国々にドンパチを仕掛けたら、米軍の手前、自衛隊も出動する可能性が生じたということです」(軍事ライター・黒鉦英夫氏)

これは24万人の自衛官にとっては、"革命的な出来事"だろう。

「自衛官は戦死する可能性が、何倍にも膨れ上がったわけですから、その心境たるや複雑でしょう」(前同)

事に臨んでは身の危険を顧みずと、自衛隊法施行規則を誓った自衛官たち。
ただ、その本音はと言うと……。

「我々も人間ですから死ぬのは怖い。ただ、国のため、国民のために死ぬのが我々の使命です。ですが、法整備がなされていない状態で有事と直面し、犬死することだけは御免です。集団的自衛権によって自衛隊法の改正が進みます。これで"犬死のリスク"が緩和されることは、大歓迎ですね」(陸自40代幹部)

自衛官も色々、「アメさん(米軍)の戦争につきあうのは、まっぴらごめん」(30代3等空尉)という声も。

安倍内閣の決断は、吉と出るか凶と出るか!?

安倍内閣「集団的自衛権容認」で24万日の丸自衛官の本音

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