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1年間で10万円浮く!プロが教えるドライバー超節約術 vol.01

[週刊大衆03月10日号]

導入まであと約1カ月に迫った消費増税。
一般庶民の財布を直撃することは必至だが、なかでも特に厳しい立場に立たされるのがドライバー族だろう。
「車の年間維持費用は、平均50万円。すべてに8%の消費税がかかると、4万円になります。ガソリン価格は高いままで下がる見込みはないし、昨年秋には自動車保険の金額を各社が一斉に1~2%の値上げを敢行。さらに、消費増税のタイミングに合わせて、高速道路の割引の多くが縮小されます。それらを考えると、4月以降、大幅な経費増は避けられません」(全国紙経済部記者)

まさしくドライバー冬の時代。
そこで今回は、この大幅な経費増に備えるうえで実践したい節約術を徹底リポート!!

まずは、最も節約効果が期待できる"運転術"から紹介しよう。
環境省は省エネにつながる運転方法を、『エコドライブ10のすすめ』として推奨している(vol.04を参照)。

エコドライブと聞いて「面倒くさそう」という人も多いかもしれない。
だが、燃費の節約効果は驚くほど大きいのだ。
「JAFなどが定期的にエコドライブの講習会を実施しているんですが、受講者は受講前に比べて、平均25%も燃費を向上させているそうです」(前同)

25%の燃費向上を金額に換算してみよう。
仮に年間走行距離が1万キロ、燃費がリッター10キロ走る車の場合、なんと1年間で約3万円の節約になるのだ。

効果抜群のエコドライブだが、いきなり全部実践するのは難しそう。
そこで、まず実践したいのがアクセルを穏やかに踏む"ふんわりアクセル"。
くるま総合研究所の相川潔氏は言う。
「"ふんわりアクセル"は確かに効果があります。車が一番燃料を使うのは、発進時と加速時ですからね。毎回意識するのは大変だという人は、急発進と急加速はしないという意識づけだけでもいいと思います」

トラック会社を経営し、自身もハンドルを握る運転ジャーナリストの千賀伊博氏も、この"ふんわりアクセル"を実践して大型トラックの燃費向上に成功した。
「通常リッター2・5キロの燃費のトラックですが、僕の場合、リッター4キロを下回ったことは一度もありません。コツはアクセルを踏むのではなく、踵を少し上げるイメージですね。普通車でも同じ要領でいいでしょう」

ただ、発進時にふんわり踏むのは比較的簡単だが、難しいのは、そのあと。
走っている間は常に"ふんわりアクセル"を意識したいが、長時間だと逆に力んでしまって疲労感に襲われやすい。そんな人は、「親指の付け根でアクセルを押す感覚がわかると、疲れません。こうすれば一定の速度を保って運転することもできます」(前同)

一定速度を保つのも、エコドライブの原則のひとつ。
だが、これについては意識し過ぎないくらいがちょうどよさそうだ。

「意識しすぎると、アクセルを踏んだり離したりして逆効果になりかねません。目標速度のプラスマイナス5キロを意識する程度で、いいでしょう」(交通ジャーナリスト・長野潤一氏)

エコドライブは走行時の技術だけでない。
心がけるだけで、大幅な燃費改善が見込めるものも多い。
「無駄なアイドリングが厳禁なのは当然ですが、無駄なエアコン使用や不要な荷物を積んだ走行は無意識にやっている人が多い。でも、この2つの燃費改善効果も大きいので侮れません」(環境省関係者)

エアコンについては、特に夏場が重要。
省エネルギーセンターの調査によると、炎天下の中でエアコンを使用するとオフ時と比べて、実に38%も燃料消費が増すそうだ。
「夏場、駐車時になるべく日陰に置くことを心がけるだけでも、エアコンの効きが早くなって結果的に燃費向上に繋がるので、お薦めです」(前同)

また、エアコン使用と同様、意外と見落としがちなのがタイヤの空気圧チェック。
前出・相川氏は、この重要性を指摘する。
「まず、燃費以前に空気圧が低い状態で高速道路を走ると最悪、タイヤがバーストして事故に繋がります。逆に適正な空気圧なら、極端に低い場合と比較して、1割くらい燃費がよくなることもあります。2カ月に一度くらいは、行きつけのガソリンスタンドで点検してもらうといいでしょう」

いくつかエコのテクニックを解説したが、むろん、これらはエコカーにも当てはまること。
「エコカーだから、どんな運転でも燃費がいいなんてことはありません。エコドライブは、どの車にも共通です。エコカーなのに燃費が悪いと感じている人は、ぜひエコドライブを意識して欲しいですね」(エコドライブ普及推進協議会)

03月04日公開のvol.02に続く・・・。

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