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小泉の乱残党狩りも始まった!安倍理総「政敵無慈悲大粛清プラン」 vol.01

[週刊大衆03月10日号]

「政治の師匠・小泉さんを叩きのめし、もはや、安倍首相に敵なし。今後はさらなる安定政権の確立に向け、不穏分子を一掃するようです」(全国紙政治部デスク)

2月9日、自民・公明が支援する舛添要一氏が東京都知事選で勝利し、「原発ゼロ」を掲げる小泉純一郎・元首相が擁立した細川護煕・元首相は惨敗した。

「実は安倍首相は、都知事選に際し、舛添・細川両氏を含めた、独自の世論調査を命じていた。そこで、舛添氏の完全優位が判明したので、党を裏切ったはずの彼を支援することを決めたんです。どうしても小泉さんには負けたくなかったので、自民独自候補の擁立を諦めた。これが功を奏したんです」(前同)

とはいえ、それでも安倍首相は焦りを隠せなかった。
この都知事選期間中、舛添候補を応援しない反乱分子には徹底した"踏み絵"を強要していた。
「党所属の国会議員380人に、舛添氏支援者名簿の提出を要求し、応じなかったのは約10人でした。この10人は今後、安倍政権で要職に就くことはまずない。注目は、"応援する大義はない"と親父に肩入れしてしまった小泉進次郎。安倍首相も可愛がっていただけに、進次郎には相当、激怒したようです」(自民党選挙対策関係者)

自民党の萩生田光一筆頭副幹事長は、「応じなかった議員にはペナルティーを検討している」と明かしているが、これは安倍首相の本気の意向だという。

「今回の"小泉の乱"に与(くみ)した議員は容赦なく潰し、"安倍内閣の運営に文句のあるヤツは誰でも消す"と脅しをかけたんです。なんせ、これから重要課題が目白押しの安倍政権。党内の不協和音は、国民の反発を買う案件ばかりですから」(通信社政治部記者)

政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が語る。
「すでに総理官邸周辺からは内閣改造の声が聞こえてきます。集団的自衛権の解釈変更、憲法改正など"これからが第2ステージだ"と首相は息巻いている。そのためにも、内閣改造と党人事は重要で、気心知れた信頼できる人物をますます重用するでしょうね」

こうなると、安倍首相に容赦はない。
「実は、進次郎は昨年9月の内閣改造で入閣する案もあった。でも、総理としては支持率が落ちたときの"サプライズ人事"として取っておきたかったから、進次郎を復興担当政務官に起用するのみに留めました。いずれは彼を大臣にするつもりだったのに、都知事選で反旗を翻したことにより、入閣の目はほぼ消えた。次の人事では、政務官を外される可能性もあります」(自民党中堅議員)

こうまで冷徹に事を進めるのは、首相が"第2の小泉の乱"に脅えているからでもあるという。
「小泉元首相はまだ"原発ゼロ"を諦めておらず、むしろ、これからが本番。3月には志賀原発のある石川県知事選、11月には福島第一原発のある福島県知事選があり、独自候補を立てると予想されています。そのため、総理官邸サイドは早くも党内の抵抗勢力にも釘を刺している。脱原発の急先鋒の河野太郎氏などにも、菅義偉官房長官が"余計なことは言うな"と目を光らせていますよ」(前同)

もちろん、原発再稼動の問題だけではなく、4月からは、難題が山積みの安倍政権。
政治評論家の浅川博忠氏は、こう分析する。
「注目は、4~6月期の企業決算が出る夏です。これが対前年比を割り込めば、消費増税の影響で、アベノミクスの効果がなかったことが判明する。それに対する成長戦略をしっかり打ち出せないと、内閣支持率も下がるし、党内不満分子の声も間違いなく大きくなる。今国会の会期は6月22日までの予定なので、7月には内閣改造と党人事に着手すると言われています」

2012年に総理に返り咲いたときは、第1次安倍政権で"お友達内閣"と批判された反省を活かし、党内オールスターで組閣。
だが、結局、重大局面を前にして、大粛清を敢行。
仲良し政権に逆戻りするかというのだ。
「まず危ないのが、岸田文雄外務大臣です。安倍首相の所属していたタカ派の派閥・清和会と、岸田氏が所属するハト派の宏池会は水と油。初当選の同期とはいえ、重要な外交問題のポジションから外す公算が高い。同じ宏池会の林芳正農水大臣も更迭が囁かれています。国民的関心の高いTPP問題を抱えているうえに、政策通と名高い林氏は若手のシンパも多く、ポスト安倍を着々と狙ってますからね」(前同)

ゴリゴリの改憲論者・安倍首相にとって、保守本流の宏池会系はいつ敵に回るかわからず、早めに摘んでおきたい芽というわけだ。

03月08日公開のvol.02に続く・・・。

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