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ビートたけしの大野望 軍団増強で「打倒ナベツネ巨人軍」 vol.1

[週刊大衆12月10日号]

『アウトレイジビヨンド』の興行収入が10億円を突破した。その大ヒット映画公開前の9月下旬、監督のビートたけし(65)が早朝近くまで、新宿界隈で4軒をはしご酒――。
「ここ最近、たけしさんは元気で、飲み屋にもよく顔を出しているって聞いていたんです。映画の調子がいいからだと思っていたんですが、それだけじゃなかったんですね」(芸能プロ関係者)

好調の映画以外で、機嫌がいいワケ――どうやらそれは、石橋貴明(51)と組んで練り上げている壮大な計画があるからだという。

その舞台となるのが、TBSの『日曜ゴールデンで何やってんだテレビ』だ。10月末にスタートし、視聴率は伸び悩んでいるが、たけしは「"制作サイドが数字のことを細かくいい出したら辞める"と話しているようです」(TBS関係者)との決意を持って臨んでいるといわれる。

石橋が「関西芸人は出さない」と明言し、純度100%の"関東のお笑い"を目指すといわれるバラエティー番組。本誌は11月19日号で、この"関西芸人締め出し計画"を報じたが、仰天すべき続報を入手した。
「たけしさんは、まず手はじめに、"軍団増強"計画に乗り出すというんです。たけし軍団が若手だった頃、いまや伝説の番組『スーパーJOCKEY』(日テレ系)で彼はハチャメチャなことをしてきました。それを、関東の有望な芸人と『何やってんだテレビ』でやろうとしているようなんです」(お笑い構成作家)

確かに、いまや、お笑い界は上方(関西)勢に席捲されている。

30年前からたけしに世話になっているお笑いコンビ・ブッチャーブラザーズのリッキー氏も、いまや"関東芸人の父"といわれる存在。彼は、たけしの関東芸人を復活させようという動きに対し、こう語る。
「たけしさんがそのように考えてくれているのであれば、本当に嬉しいことです。寄席やライブで日々腕を磨いている関東芸人はいま、テレビに出られない状態にあります。地に足がついたコメディアンが生み出す笑いを見せようとしないテレビの作り手に、たけしさんは忸怩たる思いがあるのではないでしょうか」

たけしの相方、ビートきよし氏も、「大いに結構! もっと質の高い芸人をたくさん育ててほしいし、それは相方じゃないとできないんじゃないかな」と、後押しするのだ。

前出リッキー氏はこんな秘話を明かしてくれた。
「関東芸人が多数所属する人力舎の前社長・玉川さん(故人)が、かつて"芸をしっかり見せる番組をやろう"といわれ、たけしさんと泉ピン子さんをMCに据えたネタ番組を立ち上げようとしたことがあったんです。結局、実現はしませんでしたが、『何やってんだテレビ』を見ていて、その話を思い出しました」

たけしは玉川前社長の遺志を受け継いだのかもしれない。だとすれば、ようやく念願がかない、彼が元気なのも頷けるところ。そんな"風雲たけし城"の殿が白羽の矢を立てた関東の芸人集団がいる。長州小力やアントニオ小猪木らがギャグを交え、"プロレスエンターテインメント"を展開する西口プロレス。彼らが"たけし城"の秘密兵器だというのだ。
「たけしさんは彼らの興行を目にして、"これこそ、やりたい笑いだ!"と、すっかり気に入ったようなんです」(前出・構成作家)

たけしは、すぐさま彼らに『何やってんだテレビ』への出演オファーをしたという。しかも、「たけしさんは西口メンバーの芸名をほぼ全員覚えているようで、番組収録時も一人ひとりをいい当てたそうなんです」(前同)

さらに、この話には、こんな尾ヒレまでついた。
「西口プロレスの主要メンバーの中で、ハチミツ二郎だけが収録に参加していなかったようなんです。調べてみると、彼は吉本興業所属。なるほど……と唸ってしまいました」(前出・TBS関係者)

と、まさに関東芸人による"軍団増強"計画は、着々と遂行されているではないか。たけしの所属事務所社長の森昌行氏は、「本人が『何やってんだテレビ』でやりたいことは、西の笑いを排除することではなく、あくまで視聴者が元気になればいいということだと思います」と否定するものの、殿を補佐する重臣格の石橋は、上方芸人を毛嫌いしていることで有名。

増強した"新たけし軍団"を石橋に率いさせ、一気呵成に上方へ攻め込みたいところだろうが、戦国時代に大坂城が"天下の堅城"といわれたとおり、攻め落とすのは容易ではない。

森社長は、「"くだらないことをしたい"という思いで、たけしさんが番組に臨んだのは事実ですが、局の意向もあることですし、なかなか思ったような番組作りができていません。結果(視聴率)も出てきていませんし、元気といわれますが、本人はイライラしていると思いますよ」と、もどかしさを感じているというたけしの最新の心境を話してくれた。

長年の相方だからこそ感じるところがあるのか、前出のビートきよし氏は本誌の取材のなかで、「実は、そろそろ番組に呼んでくれるかなって勝手に思ってる。この年になって改めて、やっぱり相方の隣りにいたいなって思うことが多いんだよ(笑)」と、番組出演のアピールとも、悩むたけしをサポートしたい思いとも取れる絶妙のコメントをするのだ。


12月07日公開のvol.2に続く・・・。

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