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アウトロー本 裏社会住人たちのブッタ斬り書評 激ヤバBEST10代発表

[ヴィーナス6月20日号]

"出版不況"が囁かれる昨今、売れに売れまくり、あらゆる読者へ衝撃を与え続けるジャンル――それが「アウトロー本」。
喧嘩、悪さ、犯罪行為など、自らを取り巻くタブーが大暴露! 耳目を集め、出版後もさまざまに物議を醸しているのだ。

そこで今回、本誌では裏社会住人へ直撃取材。"激ヤバ度"を独自算出し、絶対に本には載せられない「深すぎる闇」に迫った!
さて、栄えある(!?)第1位は、どの本なのか?

※※
「2012年の六本木クラブ襲撃事件後、警察の捜査をも攪乱する多くの偽情報が出回りました。それが、同書の出版によって、すべてクリアになったんです」
と、ノンフィクションライターの李策氏が言うのが、『いびつな絆』だ。


『いびつな絆』工藤明男(宝島社)関東連合・元幹部の著。「伏せ字が多いが、当然。書いたら確実にヤラれる」(写真週刊誌記者)。殿堂入りの激ヤバ本。




2010年の朝青龍殴打事件に始まる一連の"関東連合関連事件"の真相を、元幹部・工藤明男氏がすべて晒した本書が堂々の1位。発売して間もなく、異例の文庫化までなされるほど売れ行きも好調で、表社会でも一大旋風を巻き起こした。

それもそのはず、これはスゴすぎる本なのだ。
「当の本人は、一連の騒動によって身辺の安全に気を遣いながらしか出歩けなくなっていますが……自分の身の危険と引き換えに真実を書いた本として、評価すべき一冊です」(前同)

手抜きは一切ない。

「この本は、昨今流行りの"ゴーストライター"を立てず、工藤氏が自ら書き下ろしたもの」(同)

佐村河内守も驚倒か!!

同書と並び、「まさか、この人の本が出るとは!」と業界関係者を唸らせたのが、第2位の『憚りながら』(後藤忠政)と第3位の『鎮魂』(盛力健児)。


『憚りながら』後藤忠政(宝島社)アウトロー本の先駆け的存在。大型書店、Amazon等で売上ランキング1位を記録した、恐るべきベストセラー自叙伝。





『鎮魂 ~さらば、愛しの山口組』盛力健児(宝島社)同書を読んだ広域団体元組員は「気合が入った!」と絶賛。権謀術数渦巻くヤクザの「世間」。




『憚りながら』は、五代目山口組若頭補佐などを務め、日本航空(JAL)の個人筆頭株主だった後藤氏の半生と、後藤組と創価学会の関係を綴ったもの。暴力描写も厭わず、「後藤氏=武闘派」のイメージを一般に植え付けた。しかし、
「武闘派だった後藤氏ですが、ヤクザ引退後は僧侶に転身。穏やかそのものですよ」(住宅コンサルタント)

ヤクザが仏門へ!?

累計22 万部以上という売上も、高齢者福祉や児童福祉へ寄付したという。

「先日、再審開始が決定した"袴田事件"も、かねてから冤罪だと主張し、映画『BOX 袴田事件-命とは』に私費を投じて公開させるなど、援護射撃を繰り返しました」(前同)

なんと、弱者の味方!!

続けて、自らの極道人生を語った、「大阪戦争」の功労者の一人・盛力氏の著書『鎮魂』。同時期に刑期を共にしたという広域暴力団元組員の書評を聞こう。
「微妙に違わないか? というのが、正直な感想。"刑務所では毎日、休憩時間に格闘技をやっていた"という記述があるが、ちょっと違う。実際に格闘技の試合らしきことをやったのは、ほんの2~3回。話もせず、いつも静かでした」

能ある鷹は爪を隠す!

さて、第4位はロケンローラーの登場。先日、29年ぶりのシングル曲が発表された内田裕也の『俺は最低な奴さ』。


『内田裕也 俺は最低な奴さ』内田裕也(白夜書房)近田春夫によるインタビューが中心。写真も多く、税込で3000円以上と少し高めの値段設定。




映画『戦場のメリークリスマス』のキャスティングなど、裏話にも仰天だが、何より度肝を抜かれるのが、「裕也さんのヌードグラビア」(バー店長)。気になる向きは、チェック!

さらに同書中、"別居中の妻・樹木希林の自宅に乱入し、ひと悶着を起こした"という。2人は水と油か!? 不動産関係者が言う。
「いやいや、2人は超のつく仲良し。裕也さんは今も毎年、ハワイの希林さんの別荘で休暇を過ごしているみたい。それに、希林さんは彼のプライベート写真を現像しては大量に保管しているんだって」

今も、おアツい!?

第5位は、格闘家で俳優の"カリスマアウトロー"瓜田純士の『ドブネズミのバラード』。


『ドブネズミのバラード』瓜田純士(太田出版)極道歴10年、うち収監3年という"本物"の元アウトロー。1日20万アクセスのブログを書籍化。




同書の帯には、評論家・宮崎学氏が「瓜田、不器用で優しい男だ」と綴ったように、彼には純粋すぎる一面があったという。

裏社会に詳しい記者が絶対匿名を条件に明かす。
「彼はマイケル・ジャクソンの大ファン。一時期、マイケル財団の関係者を名乗る人物X氏と親密で、"マイケルのカバー曲を出してやる"と言われていたそう。周囲にも、"俺が日本人初のマイケルカバーをやる!"と嬉しそうに話していたんです。しかし、約束を反故にされ、裏切られてしまった。X氏が騙したんです」

イカサマは許すまじ!

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