■“文春砲”で大きく株を上げた小泉今日子

『週刊文春』によると、『新聞記者』の制作に向けて制作サイドと雅子さんは話し合いを行なっていたが、K氏の物言いなどに不信感を抱いた雅子さんは「財務省に散々真実を歪められてきたのに、また真実を歪められかねない」と協力を拒否。制作サイドは雅子さんとの間にできてしまった溝を解消しようと話し合いを重ねたものの、納得できる形には至らなかったという。

 その後は「あくまでもフィクションなので」という理由で、雅子さんサイドの要望はほぼ受け入れられることなくドラマを制作すると一方的にメールで通知されたと、記事では伝えている。

 配信開始直前の2021年12月27日、雅子さんはK氏と再び対峙。言い訳や謝罪の言葉を並べるK氏に、雅子さんは「人生を滅茶苦茶にされたあのときと同じ気持ち」といった趣旨の言葉を放ったという。

「作品自体は面白く、米倉さんをはじめとする役者陣の演技も大変素晴らしいんです。ただ、制作過程で生じた問題が明らかになり、作品にミソがついてしまいました。そんな中、今回の“文春砲”で大きく株を上げているのが小泉今日子さん(55)ですよね」(ワイドショー関係者)

 当初、雅子さん役として、小泉の名前が挙がっており、複数の週刊誌も小泉が出演することになると報じていた。

「実際にオファーがあったものの、小泉さんサイドはスケジュール的な問題で出演を断ったと説明してきました。ただ、実際のところはそうではなかったようで、小泉さんは衣装合わせや撮影現場でのコロナ対策のための講習も受講し、ネトフリ版『新聞記者』への出演に前のめりでいたといいます。

 しかし、雅子さんサイドに了承が取れていないことが明らかになった。小泉さんは“自分を降板させるか、一時的に撮影を中断して雅子さんサイドに了承を得るか”という二択をK氏に迫り、結果、小泉さんは降板。代わりに寺島しのぶさん(49)が雅子さん役を演じることになった、と記事では伝えています」(前同)

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