大泉洋、NHK大河『鎌倉殿の13人』ほぼ主演、NHK『紅白』も司会、大ヒットネトフリ『浅草キッド』…全方位でウケる「3つの理由」の画像
大泉洋

 俳優の大泉洋(48)が絶好調だ。21年末にはNHK紅白歌合戦の司会を務め、現在放送中の三谷幸喜(60)脚本のNHK大河ドラマ鎌倉殿の13人』では源頼朝を演じ、主演の小栗旬を食いまくっている。1月21日の『金曜ロードショー』(日本テレビ系)で本編ノーカットの地上波初放送が行われた21年公開の主演映画『新解釈・三國志』は、平均世帯視聴率が11.9%、個人視聴率は7.4%、さらに作品タイトルがツイッタートレンド1位となっている。

「以前から売れっ子ではありましたが、現在、ちょっとしたバブルが起きていますね。『鎌倉殿』については、第1話から頼朝が逃亡する本来ならシリアスな場面が、大泉が女装したことで妙にシュールで視聴者の間で非常に盛り上がり、頼朝が何かアクションを起こすたびに、大泉の大出世作となった北海道ローカル番組『水曜どうでしょう』にちなんで『鎌倉殿どうでしょう』なるハッシュタグが付けられ、似たシーンの画像を投稿するのがお約束になっています(笑)」(専門誌記者)

 ちなみに1月9日に静岡県で行われたパブリックビューイングで大泉本人は「思いの外、第1話で頼朝様が女装したシーンがそんなにウケないなと思いました…」と苦笑いしていたが、好評ぶりはネットの盛り上がりぶりを見れば明らかだ。

「それにしても『鎌倉殿』以外でも16年の『真田丸』で主人公の真田信繁(堺雅人)の兄である真田信之という超重要人物を演じたり、20年8月には舞台『大地(Social Distancing Version)』で主演に起用されたりと、大泉には三谷幸喜からの熱い信頼を感じます。

『三國志』にしても、福田雄一監督(53)に“企画はずっと昔から持っていたんです。ただ、劉備玄徳を大泉さんがやらないんだったら、これはもう全然やる必要のないものだという感覚でした”とコメントさせるほど。コメディを得意とする監督からの評価が段違いですよね」(映画ライター)

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