「とにかくタイミングが、悪いほうに悪いほうに行っている気がしますよね。なぜ、いまそれなのかな……という感想しか出てきませんね」
と、女性誌デスクが語るのは、元雨上がり決死隊の宮迫博之(51)のこと。
1月29日に自身のYouTubeに投稿されたある「発表」に、非難の声が上がっているという。
宮迫は1月29日にラーメンレビューを中心に活動しているユーチューバー・SUSURUとコラボし、有名ラーメン店同士がタッグを組み、1つのラーメンを作って対決する企画の告知動画を配信。
「だいぶ今後…ラーメン業界を騒がせてしまうんじゃないかと。とんでもないことをやってしまいました。先に謝っておきます。申し訳ありません」
と話す宮迫だったが、視聴者の反応は冷ややかだ。
宮迫といえば、渋谷で高級焼肉店『牛宮城』の今年3月オープンを目指すも八方塞がりになっていることが連日報道されてきた。
最初は共同経営者として参加していたYouTuberのヒカルは、同店の試食会で出された商品のクオリティがあまりにも低かったことから「肉が悪い。センスがよくない」「これじゃ粗悪店ですよ」と酷評し、11月11日には、「これ以上ヒカルくんにリスクを負わせるのは違う」と宮迫がヒカルを事業から撤退させた、と告知されていた。
さらに自身もブランド和牛を扱う会員制レストラン『WAGYUMAFIA』の経営者であるホリエモンこと堀江貴文(49)も11月24日にYouTubeに『宮迫さんの焼肉店について言いたいことがある』とそのものズバリな動画を投稿。
宮迫と交流があること、ホリエモン自身も肉にこだわりぬいており、直接肉のすべての部位を触って質を判断できることなどから「なんで最初に相談してくれなかったんだろう」と切り出し、「正直、ヤバいです」とバッサリ。まず立地が若者が多く客単価に期待できない渋谷を選んだことについて、
「(高級焼き肉を食べるような)お金を持っている人が、わざわざ渋谷のセンター街に行って高級焼き肉を食べるかといったら、なかなか難しい」
と指摘されていた。
「極めつけは宮迫、オリエンタルラジオの中田敦彦(39)、に極楽とんぼの山本圭壱による1月15日公開の動画『WinWinWiiin』で中田にも痛烈に非難され、1月26日には堀江による経営指南書『まんがでわかる絶対成功!ホリエモン式飲食店経営サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい外伝』(講談社)を下敷きに『牛宮城』を飲食事業に失敗した最高の反面教師とされていました。
オミクロン株のこともあるし、3月にオープンして本当にイケるのか疑わしいものです」
そんなにっちもさっちもいかない状況にもかかわらず、宮迫は「ラーメン」への進出を発表したのだ。
「ラーメンじゃなくて焼肉店はどうなったの? というのが、多くの人が抱いた感想ですよね。また、『牛宮城』のこともありますが、“ラーメン”というのが最悪なんです。
宮迫は21年8月に新潟を中心にラーメン店を手がける東横と手を組んだ濃厚みそラーメンとたこ焼き・もんじゃ焼きのコラボ業態『みやたこです。もじや 新潟愛宕店 With 東横』を全国展開を目指して開店しましたが、半年足らずの今年1月31日での閉店が決まったばかりでしたからね……」(専門誌記者)
焼肉屋の経営がうまく行っておらず、ラーメン屋も潰してしまったタイミングでのこの発表。
「休止中やのに何してんねんとかあったんですけど、諸事情。だいぶ前に撮って、延ばし延ばしやって。ラーメンを販売するという期間の都合もありまして、休止中だったんですけど、公開させていただきました」
と、撮影と公開の時期がずれたために起きた出来事だ、と1月30日に宮迫はインスタライブで釈明していたが、世間からの指示は得られないだろう。