2月1日放送の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)で、MCの明石家さんま(66)が『M-1』グランプリなど、いわゆる「賞レース」で審査員を務めない理由を明かし、話題を集めている。
この日出演していたソプラノ歌手の岡本知高(45)は、自身が音楽関係の仕事で審査員をした際の「僕が1人だけバツを出した時のドキドキが…。顔には出しませんけど、ハーってなります」というエピソードを話し、「さんまさんが審査員されているところを、あまり拝見したことがない」と尋ねたところ、さんまはこう返した。
「審査はしない。そんな実力はない、人を審査するほど」「俺はね、俺はそう思う。人の人生背負えない、俺は。度量も無い」
さらに、『M-1』や『R-1グランプリ』を「キャラ被りする人がいないか?」に注目しており、「M-1、R-1いつも全部見て、よっしゃ!被ってない!誰が優勝とかどうでもええ」とまで発言。『M-1』ファイナリストのインディアンスから、「そんな見方、やめてください!」とツッコミが入った。
「今回、共演者たちもさんまにそう言われたら誰も審査員ができなくなるという反応でしたが、改めてさんまの価値観が明らかになりましたね。16年放送の『さんまのまんま』(関西テレビ)では、さらに審査員に対して踏み込んだ話をしたこともありました」(女性誌記者)
さんまは「審査員」という立場について、
「どんだけ自信持って審査員しているんやろって、いつも出るヤツより思う」、「お前、そんなにたいしたことないやないか、と思って見ている」
と辛らつなコメント。そもそも「笑いを競争させるのが嫌い」という思想のため「決勝に残った人たち全員に賞をあげてほしい」とまで話していた。