大相撲界激震の「貴乃花の招聘プラン」も!稀勢の里が名門「二所ノ関」を襲名…白鵬を抑えて出世レース「将来の理事長」最有力候補に!の画像
貴乃花

「日本相撲協会ナンバー2の事業部長を務める尾車親方(元大関・琴風)が、2月7日付で自身の部屋を閉鎖。これは、4月に65歳の定年を迎えるためで、協会内の世代交代が加速しそうです」(相撲記者)

 老兵が去る一方、若手ホープとして頭角を現しているのが、あの元人気横綱だ。

「2019年の現役引退後、荒磯親方として活動していた稀勢の里(35)です。昨年末、先代・二所ノ関親方(元大関・若島津)と名跡交換し、現在は二所ノ関親方となっています」(前同)

 これも、先代・二所ノ関親方が今年1月に定年を迎えたためなのだが、角界関係者は、「単なる名跡変更ではない」と口をそろえる。

「二所ノ関部屋といえば、昭和の大横綱・大鵬をはじめ、多くの強豪力士を生んだ超名門。分家独立も盛んで、現在、二所ノ関一門には15の部屋、30人の親方が所属し、角界最大派閥の出羽海一門と勢力を二分しています。そんな一門を任されたということは、将来の理事長の最有力候補ということです」(協会関係者)

 実際、理事選後の職務分掌で、稀勢の里は委員待遇から役員待遇へ、3段階昇格するともいわれている。ちなみに、昨年引退した白鵬(現・間垣親方)、鶴竜(現・鶴竜親方)らは委員待遇。同時代の他の横綱から、頭一つ抜けた形だ。

「現在58歳の八角理事長(元横綱・北勝海)をはじめ、伊勢ケ濱親方(元横綱・旭富士)は61歳、芝田山親方(元横綱・大乃国)は59歳と、定年を控えた理事は多い。2年後の理事選に、37歳になる稀勢の里が推されても、おかしくはありません」(夕刊紙記者)

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