■「ステマ騒動」の対応で叩かれた元アナウンス部長は“プロテクトなし”!?

 フジテレビの井上清華アナ(26)、三上真奈アナ(32)、宮澤智アナ(31)、堤礼実アナ(28)、久慈暁子アナ(27)、海老原優香アナ(27)、杉原千尋アナ(26)の7人が、美容室や系列店で無料の施術を受ける見返りに、宣伝協力として店のSNSに登場していた“ステルスマーケティング疑惑”を2021年4月の『週刊文春』(文藝春秋)が報じた。

 その際、野島アナがインスタグラムに掲載している写真の削除や口外禁止のお願いと10万円のギフトカードを渡しに問題の美容室などに赴いていたことも報じられてしまった。

「隠蔽工作とも思える野島アナのこの行動により、フジテレビにはさらなる批判が殺到。この一件がきっかけで、野島アナはアナウンス部長の職を離れ、報道局兼務になったといいます」(前出の放送作家)

 その報道局では主に『FNNプライムオンライン』というネットニュースを扱う部署の仕事をしているという。

「本来、アナウンサーはこの早期退職制度の対象外だと言われていました。それは伊藤利尋アナ(49)や佐々木恭子アナ(49)などの優秀なアナウンサーに退職してほしくないから。ただ、野島アナはアナウンス室に名前はあるものの、事実上は報道局の人間ということでプロテクト対象外。

 そのため、出世ルートから外れてしまったこのタイミングで、制度を利用することを検討していると聞こえてきていますね」(前同)

 明松氏や野島アナなど、お茶の間にも名の知られた有名テレビマンも手を挙げているとされる今回の早期退職制度だが、これがフジテレビにさらなる危機をもたらす懸念もあるという。

「希望者が本当に殺到していて、このままいくと退職者が3ケタを超えてしまうんじゃないかという話も出ているようです。これは上層部としては完全に想定外の事態で、現場の下の世代からは“今でもバリバリやっている人たちに辞められたら仕事になりませんよ”という不満も噴出しているといいます。

 また、ライツ事業部も退職希望者が多いようで、上層部はかなり頭を悩ませているみたいですよ」(制作会社ディレクター)

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