ビートたけし、桂文枝、坂上忍…番組降板の余波!テレビ各局が頭を抱える「大物リストラ」深刻な“後遺症”の画像
ビートたけし

「テレビ離れ、スポンサー離れが進み、経費節減が叫ばれる中、“大御所切り”はテレビ局にとっての課題でした。そんな中、コロナ禍となり、ついに各局とも舵を切ったということです」

 民放某局関係者がこう話すように、ここにきて、大物芸能人たちの“卒業”が相次いでいる。

■ギャラが高く、大御所の“暴走”を制御できない現状

 昨年末には、ビートたけし(75)の『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)からの降板が明らかに。1月には桂文枝(78)が、1971年の放送開始から50年にわたり司会を務めてきた『新婚さんいらっしゃい!』(テレビ朝日系)を、3月いっぱいで勇退することも発表された。

「切りたい理由は、ギャラが高いのに加え、大御所の“暴走”を誰も制御できない点が挙げられます。テレビではありませんが、“ラジオの帝王”と呼ばれた伊集院光(54)も、アシスタントへのパワハラ報道により、3月で『伊集院とらじおと』(TBSラジオ)の降板が発表された。番組への熱意と紙一重のところですが、今のご時世、炎上はNGなんです」(スポーツ紙記者)

■イチローや原晋監督の名前も挙がり迷走

 経費削減とコンプライアンス重視の時代に合わせ、“肩叩き”を進めたわけだが、その一方でテレビ局員は後釜の調整に頭を抱えているという。

「ビッグネームの後任選びは、本当に大変。たけしさんの後任に、芸人は選べない。まったく違う分野からということで、会議ではイチローの名前も挙がったほど迷走していました。青学の駅伝を立て直した原晋監督を推す声もありましたが、結局は、安住紳一郎アナと旧知の仲である三谷幸喜に落ち着いたといいます」(TBS関係者)

  1. 1
  2. 2