2月24日、元KAT-TUNの田中聖(たなか・こうき=36)が、覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕された。
田中は13年にジャニーズ事務所を「度重なるルール違反行為があった」として事実上のクビになり、その4年後の17年に大麻取締法違反容疑で現行犯逮捕。その際は不起訴処分となったが、今回の逮捕に世間では「またかよ」という声が上がってしまった。
その最大の被害者とも言える存在が、田中聖の弟で、SixTONESのメンバーの田中樹(たなか・じゅり=26)だろう。兄の逮捕に、弟に対する同情の声が集まっている。
《田中聖逮捕……正直、弟はめちゃくちゃ頑張ってるのになって思ってしまう……樹までそういう目で見られるのは勘弁して欲しい》《田中聖、大丈夫か……。樹ちゃんの気持ち考えてくれ……》《田中聖、逮捕って、、、まじで、少なからず樹にも影響与えちゃうんよ樹もそういう目で見られちゃうんよ》
と、聖逮捕の速報から30分経たずのうちに、ネットでは多くの声であふれていた。
「聖の退所後も、樹との兄弟関係そのものは非常に良好でした。21年2月18日には《同担撲滅》と、自分の好きなアイドルを独り占めしたいときに使う用語“同担拒否”を交えて、樹を大々的に押しているノボリが置かれている『タワーレコード』の写真を投稿したこともありました」(専門誌記者)
21年1月5日のYouTubeチャンネル『田中家ch』では、
《YouTubeっていうコンテンツは過激なことをしてナンボみたいなところあるじゃん。だけど俺は絶対それはしたくなくて。それをしたときに一番四男(樹)に迷惑かかるなって》
《粛々と、俺なりに自慢の兄貴でいれるように頑張るから、俺が見れなかった景色も見てほしいなって思うかな》
と、樹にエールを送っていた。同時に、17年に大麻騒動があった件について《俺が一番(樹に)迷惑かけてるから》と振り返っていた。
実際に19年に『週刊ザテレビジョン』(KADOKAWA)で当時ジャニーズJr.だった樹は、
《SixTONESでやってこう‼︎と誓った後、アイドルやってく道筋としては、まぁ…ちょっと困難なことになったけど、俺は別にマイナスには捉えてなくて。逆に“田中としてジャニーズで売れたら、すごくね⁉︎”って、自分を奮い立たせたよね。》