■人気絶頂のかまいたちが参戦&固定ファンを持つ裏番組が立ちはだかる

 かまいたちの山内健司(41)と濱家隆一(38)、指原莉乃(29)がMCを務める『超無敵クラス』(日本テレビ系)は、「令和の最強10代」とテレビの人気者たちが、世の中のアレコレを発表しあう超刺激トークバラエティとして2021年10月にレギュラー放送がスタート。現在は火曜23時59分から0時54分の深夜帯に放送されている。

「いま勢いに乗っているかまいたち、TikTokで人気のインフルエンサーなどが出演し、コア層を強く意識しているこの人気番組が、4月から日曜昼12時45分から14時の枠に移動してくるんです。『さんまとマツコ』にとって、かなり強力なライバルになるのは間違いありません。

 先日、バラエティ番組で、濱家さんは出川哲朗さん(58)を前にお笑い界の頂点、“天下取り宣言”をしていました。それは、現バラエティ界のトップ、ダウンタウンさんやそれこそさんまさんに肩を並べよう、そして超えて行こうというもの。彼らは、さんまさん、マツコさんと同時間帯でやり合うのは、臆するどころか逆に燃えるところではないでしょうか」(前出の制作会社関係者)

 同時間帯には、ジャニーズWESTの冠番組『あなたの代わりに見てきます!リア突WEST』(テレビ朝日系)も放送されている。

「『リア突WEST』はジャニーズWESTファンが絶対に見る、固定ファンがついている番組です。また、ハライチ澤部佑さん(35)がメインの『なりゆき街道旅』(フジテレビ系)も堅調で、3月6日の世帯視聴率は8.7%、個人視聴率は4.9%でした。

 また、テレビ東京では『なんでも鑑定団』の再放送をやっていて、2月27日の世帯視聴率は7%台。こちらもシニア層を中心に熱心なファンがついている番組ですよね。その枠に今度はかまいたちの『超無敵クラス』が乗り込んでくるわけですから、『サザエさん』を前に逃亡した『さんまとマツコ』は4月以降も厳しいことになる可能性が高い。

『さんまとマツコ』も『超無敵クラス』もバラエティ番組なので、お茶の間の客を食い合うこともあるでしょう。人気も実力も絶頂を迎えつつあるかまいたちが同時間に来たことで、移動前よりピンチになるとも言える。あまりにも結果が出なければ、さんまさん、マツコさんという大御所の番組でも、下手したら今秋、番組開始わずか1年半でシレッと終わる可能性もあるでしょうね」(前同)

『さんまとマツコ』は『サザエさん』のみならず、かまいたちにも傷つけられてしまう!?

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