■「ユニバーサルからCDデビュー」報道

 2021年12月1日放送の『2021FNS歌謡祭』には、相葉率いる『VS魂』(フジテレビ系)のレギュラーメンバー、風間俊介(38)、ジャニーズWEST藤井流星(28)、King&Prince岸優太(26)、Sexy Zoneの佐藤勝利(25)、そして浮所が出演し、番組の主題歌『New Again! Again and Again!』を披露した。

 同年11月18日放送の『VS魂』では、相葉が「この曲をもって『FNS歌謡祭』に出ることが決まりました」と発表。

 これに浮所が、「ジャニーズJr.で『FNS歌謡祭』に出る人って、僕が思い出す限りいないんですよ」と応じ、相葉が「そこだけは本当に申し訳ない。グループとして最初に出たいよな。美 少年として」と気遣いを見せる場面もあった。

「それだけ『FNS歌謡祭』というのは特別な番組だということですよね。その番組にデビューが発表されていない美 少年が出演するわけですから、やはりすでにデビューは既定路線なのではないでしょうか。すでにレコード会社が決まっているという報道もありましたからね」(前出の女性誌ライター)

 元SMAP新しい地図香取慎吾(45)の主演ドラマの主題歌を巡って、レコード会社の役員がジャニーズ事務所に露骨な忖度を働いていたと2月9日に『文春オンライン』が報じた。

 香取の主演ドラマ『アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~』(テレビ東京系)の主題歌にHYの楽曲が採用される予定だったものの、当時、HYの所属レーベルだったユニバーサルミュージックの役員が、関係者に「ジャニーズと会社の関係性を考慮して、HYには辞退してもらうことになった」といった趣旨のメールを送っていたとされる。

 ユニバーサルからはKing&PrinceやSexy ZoneがCDを発売しており、『文春オンライン』では、美 少年も同レーベルからデビューが決まっているという噂もあり、ジャニーズ事務所との関係性を考慮した役員が忖度を働いたのではないか、とも伝えていた。

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