高橋一生・岸井ゆきのNHKよるドラ『恋せぬふたり』を菅田将暉主演『ミステリと言う勿れ』が超えられないワケ!アロマンティック・アセクシャルの「恋愛がないからこそ」のドラマの画像
高橋一生

 岸井ゆきの(29)と高橋一生(41)がダブル主演する、NHKの“よるドラマ”『恋せぬふたり』の第7話が3月14日に放送。同日に放送された『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系)など、民放ドラマとの違いが話題になっているようだ。

 このドラマは、他者に恋愛感情を抱かず、性的にも惹かれない“アロマンティック・アセクシャル”である、兒玉咲子(岸井ゆきの)と高橋羽(高橋一生)の同居生活を描く物語。家族や元交際相手、友人と関わりながら、新しい男女の関係を描いていく。

 第7話は、咲子は羽との今後について話し合おうとするも、なかなか切り出せずに悩んでいた。ある日、咲子は会社の企画のため、イノファームの社長・猪塚遥(菊池亜希子/39)に会いに行く。遥はかつて大失恋したことがあり、その相手がスーパーに勤めていたと明かした。

 一方、羽は、同僚が結婚した余波でスーパーの店長代理に昇進することに。「誰かが結婚したら、なんでまわりが変化しないといけないのか」と悩む羽に、咲子は転職を提案するが、羽は即却下。亡き祖母が遺した家を守ることが、自分にできる唯一のことなので、家を離れないために割り切って働くという。

 遥が振られた相手は羽で、かつて祖母は羽が“アロマンティック・アセクシャル”だと知らず、遥との交際を喜んでいた。そして、孫の結婚を期待した祖母は「いずれはあなたのものになるのよ」と、遥にペアの結婚指輪を渡す。遥も羽との結婚を望んでいて、期待を込めて彼に指輪を渡した。

 羽の手は震え、複雑な表情を浮かべると、絞り出すような声で「あの、自分でつけてもらうわけには……。ごめんなさい」と、謝りながら遥に指輪を差し出した。そして、現在、祖母に線香をあげるため、羽に再会した遥は「もっと自由に生きてほしい」と訴えたが、羽は再び「ごめんなさい」と応じた。

  1. 1
  2. 2