『ドライブ・マイ・カー』米アカデミー賞「国際長編映画賞」受賞!主演・西島秀俊はそれでも「テレビから消えない」!!「空白の5年」を埋める「7月TBS火10」で永野芽郁と共演&来年・テレ朝「新枠」でも主演の「地上波ドラマLOVE」!の画像
西島秀俊

 日本時間の3月28日、アメリカ映画界、最高の栄誉とされる「アカデミー賞」の各賞が発表され、濱口竜介氏(43)が監督を務めた『ドライブ・マイ・カー』が国際長編映画賞を受賞した。同映画は、受賞した国際長編映画賞のほかに、作品賞、監督賞、脚色賞のノミネートされていたが、そちらの受賞はならなかった。しかし、今回の受賞は、2009年の本木雅弘(56)主演、滝田洋二郎監督作品の『おくりびと』以来の出来事。

 濱口監督は記者会見で「時代とマッチするところがあったのではないか」と語り、主演の西島秀俊(50)は「国を越えて映画が伝わったと感じています」とコメントを残している。岸田文雄総理大臣(64)も祝福のメッセージを総理大臣官邸のホームページに載せるなど、まさに国民的快挙。

 だが、今回の主演映画『ドライブ・マイ・カー』のオスカー受賞で、西島が今後、地上波テレビの連続ドラマに出演しなくなるのでは、といった懸念もされている。それに関して報じた本サイトの記事を公開する。(初出:3月27日、年齢、肩書きなど公開時のまま)

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 俳優の西島秀俊(50)が主演を務め、濱口竜介監督(43)が村上春樹(73)の短編小説を映画化した『ドライブ・マイ・カー』。同作の「第94回アカデミー賞」での受賞への期待が高まっている。

『ドライブ・マイ・カー』は世界最高峰の栄誉であるアカデミー賞で、作品賞、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞の4部門でノミネートされており、3月27日(日本時間28日)に行わわれる授賞式に、大きな注目が集まっている。

『ドライブ・マイ・カー』はアカデミー賞の前哨戦とも言われる「第79回ゴールデングローブ賞」でも非英語映画賞を日本映画として62年ぶりに受賞。オスカーとの親和性も高いとされる「第56回全米批評家協会賞」で作品賞、監督賞、脚本賞、主演男優賞の4部門を受賞している。

 すでに世界的評価を確立している『ドライブ・マイ・カー』だが、さらに米・アカデミー賞のいずれかの部門でオスカーを獲得した場合には、主演の西島が、渡辺謙(62)や役所広司(66)のように映画やCMへの出演をメインにするようになり、地上波ドラマで見られなくなる、という可能性も指摘されている。

 ドラマ制作会社関係者は話す。

「そうした懸念の声が上がっていますが、現状ではそうはならなそうです。主演ドラマ『真犯人フラグ』(日本テレビ系)が最終回を迎えたばかりですが、西島さんは今後もドラマに引っ張りだこ。7月クールには、TBS火曜22時枠のドラマに出演することが決まっているそうです」

 TBS火曜22時の「火曜ドラマ」枠は、清原果耶(20)主演の『ファイトソング』が3月15日に最終回を迎えたばかり。4月からは上野樹里(35)主演の『持続可能な恋ですか?〜父と娘の結婚行進曲〜』のスタートが控えているが、同枠ではこれまで、『恋はつづくよどこまでも』や『私の家政夫ナギサさん』など、社会現象となるようなドラマが放送されてきた。

「7月クールのドラマは、永野芽郁さん(22)が主演で、西島さんは永野さんを支える重要な役での出演となるようです。また、同ドラマには広末涼子さん(41)の出演も決まっているといいますから、話題になるのは間違いないでしょう。

 西島さんはこの7月クールにとどまらず、2023年1月クールのテレビ朝日、火曜21時枠のドラマでは主演を務めることになるそうです」(前同)

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