【保存版】有吉弘行、ヒロシ、ダンディ坂野…あの一発屋芸人30組!伝説の爆笑ネタと「現在」追跡!ブレイク後の人生【壮絶サバイバル秘話リスト画像】の画像
有吉弘行

 群雄割拠の芸能界で脚光を浴びた、スターたちの光と影。その後の彼らの“生き様”を直撃&徹底リサーチ!

 そのキャラクターやギャグが世の中で大いに受け、大ブレイクを果たしながら、ブームの収束とともにテレビで姿を見る機会が減ってしまった、お笑い芸人は少なくない。俗に「一発屋」と呼ばれるが、よくよく追跡してみると、現在も、その才能を生かし、それぞれのフィールドで、しっかりと活躍をしているケースが多いのだ。

 たとえば、赤・青のジャージ姿でギターをかき鳴らし「なんでだろ~」と日常の疑問について歌い上げる、『テツandトモ』。2003年には「なんでだろう~」が新語・流行語大賞にも選ばれ、『NHK紅白歌合戦』にも出場。人気アニメ『こちら葛飾区亀有交番前派出所』(フジテレビ系)とコラボしたCD『テツandトモのなんでだろう~こち亀バージョン~』は、20万枚の大ヒットとなり、お茶の間の人気者となった。

 青ジャージのギター・トモが、こう振り返る。

「年間を通して、休みはほとんどなく、テレビやラジオの他、全国各地のイベントに連日、呼んでいただきました。一日3校の学園祭に出演し、その合間にテレビ出演。その後に夜中まで番組収録の打ち合わせ……みたいな日々で、睡眠時間が2時間ほどという日も多かったですね。貴重な経験をさせていただきましたが、疲労でよく倒れなかったと思います(笑)」

 最近はテレビで見る機会が減ってしまったが、「コロナ前までは、日本全国各地のイベント、営業で引っ張りだこ。どこの会場でも、ステージ狭しと暴れ回る芸風は、あの日のままで、どこへ行っても大盛り上がり。年間ステージ数は200本を超えていましたね」(芸能関係者)

 というから、さすが。この2年間は、新型コロナの感染拡大で、イベントが次々に中止になっているというが、コロナ収束とともに、また忙しい日々がやってくるだろう。赤ジャージのテツは、こう語る。

「感謝の気持ちを忘れず、向上心を持ち続けられたから、今があるんだと思います」

 今も大人気なのに、こんなに謙虚なのは、なんでだろ~。

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