放送のたびにSNS上では関連ワードがトレンド入りし、大人気だった2022年度下半期NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(以下、『カムカム』)。4月8日の最終回を目前にして、そんな大人気朝ドラに大異変が起きている。
異変とは視聴率の急降下。3月14日からの第19週の平均視聴率は18.5%(ビデオリサーチ調べ/関東地区/以下同)だったが、21日からの第20週の平均視聴率は17.5%と1ポイントダウン。第21週目の現在、3月31日放送回の視聴率は17.5%。第19週、3月17日に放送された第96回は19.5%と番組史上最高を更新した回から、2ポイントも急落するという事態となっているのだ。
「通常、ドラマの最終回目前となれば注目度は上がるはず。ですが、『カムカム』は最終回の1週間前にして、週の平均視聴率が1ポイント低下、明確に視聴者離れが起きていると言えそうです」(テレビ誌ライター)
その原因はいったいなんなのか――。
「おそらく視聴者離れは、最終回を前に3代に渡る物語の伏線回収が“強引に”始まったことが関係していると思われます。直近の展開では、川栄李奈(27)が演じる3代目ヒロイン、ひなたが可哀想すぎる、報われないという意見が多く、そうしたことが視聴率低下の一因かもしれません」(前同)