■「スノスト喪失」の滝沢秀明氏はやる気をなくし……

 スノストが滝沢氏からジュリー氏の管轄になる理由とはいったい――。

「ジャニーズ内では、Jr.の育成やプロデュースを手掛けるジャニーズアイランド社長でもある滝沢氏がJr.を育ててデビューまで持っていき、デビュー後、売れてきたらジュリー社長が管轄する“本体”に移行するという流れになっているそうなんです。

 ジャニーズ事務所のような巨大な芸能プロダクションの中では、そういうこともあるのかなと理解できるものではありますが、ただ、滝沢氏としては“やってられない”という感じだといいます。せっかくブレイクまで導き、アイランドの売上にも貢献してくれているスノストを手放さないといけないわけですからね。スノストの快進撃もあり、アイランドの業績はすごく良かったといいます」(前出の芸能プロ関係者)

 CD売上に加え、3月4日に一斉発売されたジャニーズ事務所公認のグループ別カレンダーではSnow Manのカレンダーが「異例の30万部超え」に達する見込みだと一部で報じられるなど、スノストはアイランド好調の原動力となっている。

「そんなスノストが自身の管轄を外れ、ジュリー社長の管轄に移行するわけですから、滝沢氏がやる気を失ってしまうのも無理はありませんよね。スノストのメンバーも滝沢氏に恩義を感じているでしょうし、これまでの環境がガラッと変わってしまうことに戸惑いもあるという話ですね。

 スノストメンバーもジュリー社長を嫌っているわけではないでしょう。ただ、Jr.時代から本当に一緒にやってきた滝沢氏と一緒にやっていきたいという思いが強いはず。特にSnow Manは滝沢氏がいなければデビューできなかったとも言われていますからね。

 滝沢氏は彼らの扱い方、魅せ方を分かっているが、ジュリー社長は分かっているのか――そういった不安もあるのではないでしょうか。当然、スノストの周囲のスタッフも滝沢氏と一緒にやってきたチームです。彼らも上の環境が変わることに戸惑っているといいますね」(前同)

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