■見え透いた「離散フラグ」も斉藤なら!?

「斉藤さんといえば、91年は尾崎豊さん、93年には川崎麻世さん(59)といずれも既婚者との不倫騒動があり世間を騒がせたことがあり、結婚後に子育てもひと段落ついて仕事に本格復活した17年にも、家族ぐるみで付き合いのあった医師とのW不倫が発覚するお騒がせぶりで知られています。

『警視庁捜査一課長』も、一時はそのせいで降板していましたが、現在は復帰して変わらぬ人気となっていて何よりですね」(前出の女性誌記者)

 斉藤は『警視庁・捜査一課長』が12年に単発ドラマとしてスタートした第1作から出演し続けていたが、不倫騒動の翌18年に放送した『シーズン3』のみ「出向」の名目でリストラ。そして、20年放送の『シーズン4』から復帰を果たしたのだ。

「不倫はいけないことではありますが、この復活ぶりを見ると、斉藤由貴さんの女優としての才能は図抜けていると思わされます。

 また、今年5月からは娘の水嶋凜(22)がNHK連続テレビ小説ちむどんどん』で主人公(黒島結菜)のライバル役で、今秋にはミュージカル『シンデレラストーリー』で主演を務めることが話題を呼んでいます。親子ともども、今後も活躍に期待したいですね。『捜査一課長』の“不吉なフラグ”も、ぜひ吹き飛ばしてほしいものです」(前同)

『シーズン6』第1話で斉藤演じる大福の一発目のセリフは、

「あの、あたし最近ちょっと、イヤな予感がするんですよね。私たち3人がバラバラになっちゃうような……まぁちょっとしたカンなんですけど」

 と開口一番に脈絡なく大岩(内藤)に語り掛けるというものだった。あまりにも雑すぎる伏線の貼り方が、実に『捜査一課長』らしい。

 今年で10周年を迎える『警視庁・捜査一課長』。斉藤の圧倒的ビジュアルも込みで、今後に期待したいー-。

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