4月24日に放送され、放送後どころか放送中に炎上してしまった、アンガールズの田中卓志(46)が初のゴールデン帯MCを務めるフジテレビ系の新番組『呼び出し先生タナカ』(日曜21時)の初回から1週間が経った。
『呼び出し先生タナカ』は「“勉強”と“笑い”を融合したお笑い教育“一斉テスト”バラエティ」を掲げ、人気芸能人たちが学力・実技試験に挑戦するという内容で、“担任・タナカ先生”に扮した田中と副担任のシソンヌ・長谷川忍(43)が、ゲストのおバカ解答や気になる解答を紹介したり、突っ込みを入れていくという番組だ。
初回の3時間スペシャルでは、ふぉ~ゆ~の辰巳雄大(35)、トラウデン直美(23)、野々村真(57)、野呂佳代(38)、三田寛子(56)、峯岸みなみ(29)、村重杏奈(23)、ゆうちゃみこと古川優奈(20)などの15人の芸能人が、国語、数学、理科、社会、英語の5科目に加え、美術と体育の実技テストに挑戦した。
「生徒に扮したゲスト出演者のおバカ解答を担任の田中さんがイジるという番組の内容に、『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)の『抜き打ちテスト』企画とまったく同じだという指摘が相次いで上がったんです」(ワイドショー関係者)
『めちゃイケ』の「抜き打ちテスト」シリーズは、レギュラーメンバーやゲストの学力をテストするという内容で、担任のナインティナイン・岡村隆史(51)と副担任の佐野瑞樹アナウンサー(50)がおバカ解答をイジっていくスタイルで人気を博し、2000年から2017年にわたって続いた。
『呼び出し先生タナカ』の視聴者からは、「ほぼ『めちゃイケ』。既視感ハンパない」「呼び出し先生タナカ たしかにめちゃイケで跳ねたコンテンツと今勢いあるアンガールズ田中のかけ算感否めない」「呼び出し先生タナカってめちゃイケの二番煎じやん」といったコメントが多数寄せられ、「呼び出し先生タナカ」と「めちゃイケ」はツイッターのトレンド入りするほどだった。
「そうなるのも仕方がありません。というのも、制作サイドは“そのつもり”で番組を作っていますからね。『呼び出し先生タナカ』の総合演出を務めるH氏は『めちゃイケ』でディレクターを担当していた人物ですし、他にも『めちゃイケ』のスタッフが携わっているんです。
フジテレビは局として『めちゃイケ』の『抜き打ちテスト』企画をあらためてやりたかったということだそうです」(民放キー局関係者)