■「被害者さらす宣言」を急遽撤回

 2回目の配信途中、東谷氏は視聴者のコメントを見て「晒すのはやめます」と前言を撤回する展開に。そして、「心が折れた」とし「このままYouTubeやめようかな」「長い間ありがとうございました」とYouTube引退宣言まで飛び出し、さらに「逮捕状が来るなら出頭します」「逃げも隠れもしない」とあきらめムードにまでなってしまっていた。

「2回目のライブ配信から3~4時間後に3回目の配信が始まりましたが、Tシャツを着替え、落ち着いた様子になった東谷氏は“被害者をさらすなんて言ってしまって申し訳ない”といきなり謝罪。視聴者のコメントやサポートしてもらっている関係者からのアドバイスもあり、ようやく冷静さを取り戻した様子でした。

“頭に血が上りすぎていた”と話し、YouTubeをやめることもなくなったようですが、“被害者が被害届を出すなら誠実に対応していきます”とようやく当たり前というか、そうするべきだろうという考えを述べるに至ったんです。

 1回目の配信ではイケイケだった東谷氏ですが、視聴者からの総スカンを食らい、2本目ではやる気を失って引退宣言まで飛び出しました。3本目では視聴者からの温かいメッセージで“涙が出そう”と言う場面も。スタッフにも強く当たるなど、激昂したと思えば意気消沈し、1週間考え抜いたことを撤回。さらには涙を流しそうな場面もあるなど、東谷氏の様子を見るにかなり情緒が不安定になっていることは明らかです。被害者を晒すなんて冷静に考えれば絶対NGなことはわかるはずなのに、そこまで考えが及ばないほどと言えそうです」(前出の夕刊紙記者)

 自らヒットマンに追われていると語るなど、ピンと張りつめた精神状態でYouTubeをやってきた東谷氏だけに、これまで何を言っても支持してくれた視聴者から反発を食らったことも大きなダメージになったのだろう。

「ただそもそも、被害者に返金したらOKで、それよりも芸能界や警察の方が追及すべき悪である、という東谷氏の理論はズレてもいますよね。詐欺を犯したとしても、あとで返金したら罪には問われないとはならないでしょうからね。ここ最近、『女性セブン』(小学館)などで厳しい追及報道も出ています。東谷氏はファイティングポーズを取ってはいますが、追い詰められて情緒不安定になっているのではないでしょうか。加えて、ファンからの猛批判でモチベーションが完全に折れてしまったようにも見受けられました。

 加えて、警察当局は東谷氏を逮捕するためにかなり具体的に動き出していることも考えると、綾野サイドや真剣佑サイドとの全面戦争の終焉も近く、東谷氏のYouTuberとしての寿命もそう長くはないのかもしれません」(前同)

 東谷氏の逮捕は近いのか、それとも暴露は続くのか。東谷氏の動向に注目が集まっている――。

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