通常よりも安くてお得に食べられる“お値打ちサービスデー”を一挙公開。これでもう値上げ地獄も怖くない!?
昨年から続く“値上げ”の波は、まだまだ収まりそうもない。日用品や食品のみならず、外食産業もまたしかりだ。
「たとえば、うどんチェーンの『丸亀製麺』は、1月から主力商品を20〜30円値上げ。また、『カレーハウスCoCo壱番屋』も、6月からカレー商品やトッピングを値上げすることを発表しています。今後、追随する企業はまだ出てくるでしょうね」(全国紙記者)
なぜ、このような事態になってしまったのか。ファイナンシャルプランナーの丸山晴美氏は、次のように解説する。
「コロナ禍で運送費が膨らんだことに加え、ウクライナ情勢による小麦などの高騰と、円安による輸入費の上昇という、3つの要因が重なった。企業努力で耐えてきた外食産業も、今回ばかりは値上げに踏み切るしかない状況です」
■値上げに対抗!特定日サービス
さらに恐ろしいことに、夏秋にかけて、さらなる値上げが起きる可能性すらあるという。しかし、丸山氏は、そんな飲食チェーンの値上げに、対抗する手段があると語る。
「飲食店の割引キャンペーンを、うまく利用することです。特にハンバーガーやラーメンといったファストフード店は、利用頻度も多いので、キャンペーンを使うことで、大きな節約効果が得られます」(丸山氏)
確かに、全国展開する飲食チェーンでは、値上げラッシュの今もなお、定期的な“割引サービス”を行っている店舗も少なくない。
「一番利用しやすいのは、“特定日サービス”でしょう。毎月、決まった日に、お得なサービスを提供するというもので、実は毎日のように、どこかの店舗が何かしらサービスしている。チェックして損はありません」(グルメライター)
そこで今回は、全国の飲食チェーンの特定日サービスを徹底調査。割引日カレンダーとして一挙にまとめた(最終ページ参照)。本文では、特に注目のキャンペーンを紹介していこう。