藤井フミヤ「還暦」目前で再びの大ブレイク!TikTokで大バズ、ダウンタウン松本人志も「チェッカーズ」フィーチャー「怪現象」の理由の画像
画像は藤井フミヤの公式ツイッター『@ff238_official』より

「いまの時代に、まさかダウンタウン松本人志さん(58)のコントのモチーフになるとは誰も思ってなかったでしょう。でも、実は最近、若者の間でも人気が復活しつつあるんです」

 音楽ライターがそう語るのは、80年代を象徴するバンド・チェッカーズについて。今年4月9日に放送された『キングオブコントの会 2022』(TBS系)では、松本が「たまたま移動中に、こんな歌あったな、と。落ちるのを想像しちゃった」ということで、チェッカーズの代表曲「俺たちのロカビリーナイト」をモチーフにしたコント『落ちる』が放送されたほか、動画投稿型SNSであるTikTokを中心に、若い世代の間でブームが訪れていたという。

「このブームの理由の1つは、ちょうど親世代に流行していた彼らの楽曲が、TikTokを使う若者たちに“レトロ”として注目されていること。たとえば『ビルボードジャパン』が集計しているTikTok上のヒット曲ランキング『TikTok Weekly Top20』の4月4~10日の集計では、1999年にリリースされたブラックビスケッツの『タイミング~Timing~』のKlangRulerによるカバー版が、4週連続1位となっています」

 1993年にリリースされた広瀬香美の『ロマンスの神様』や『タイミング~Timing~』といった既存のレトロ曲にTikTokではクリエイターがキャッチーな振り付けをつけて投稿することでバズることが多い。

 チェッカーズの場合は、21年6月17日にインフルエンサーで3人組カメレオン昭和ユニット“クロスディー”が『ギザギザハートの子守歌』のダンス動画を投稿したのが、ブームのキッカケとなったと言われている。

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