大谷翔平や佐々木朗希だけじゃない!「史上最強」剛球&魔球投手は誰だ!?【プロ野球「速球王」ランキング&消える!「伝説の魔球」一覧リスト画像】の画像
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 火を噴くストレートに、バッターを翻弄する変化球。一流打者も思わず脱帽した“伝説の一球”がここに!

■令和の怪物が覚醒

 4球団が競合した2019年ドラフトから2年半。岩手県が生んだ“令和の怪物”佐々木朗希が、とんでもない覚醒ぶりを見せている。

「19奪三振、105球での完全試合を成し遂げたオリックス戦から1週間。4月17日の日本ハム戦では、史上初の2試合連続もよぎる8回パーフェクトを見せた。当然のように160キロ超えを連発してくるその投球は、まさに“怪物”にふさわしい圧巻の内容でした」(スポーツ紙デスク)

 実際、ヤクルト時代の由規(32/現・BC武蔵)が日本人初の160キロを突破したのは、今からわずか12年前。そこから干支が一回りする間に、よもや、その数字が“当たり前”になるとは、当時、誰も想像しなかったはずだ。

「やはり大谷翔平の出現が大きな転機です。プロ野球の常識を壊した彼の成功が、若い選手に道を拓いた。動作解析の専門家、川村卓・筑波大准教授も“佐々木朗なら170キロも可能”と断言していますし、進化は今後も進むでしょう」(前同)

 そこで今回は、長きにわたる球史を「剛球」と「魔球」で彩ってきた、新旧“豪腕”たちの伝説をプレイバック。“最新形態”佐々木朗希へと連なる進化の変遷を、ひも解いていこう。

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