「誤給付4630万円」事件も追い風!石井亮次・TBS『ゴゴスマ』が“昼の王者”日テレ宮根誠司の『ミヤネ屋』を食う!?ワイドショー「視聴率争い大異変」!!裏に「東野幸治の男気サポート」も…!の画像
※画像は『ゴゴスマ』公式ツイッターアカウント「@cbc_gogo」より

 平日午後に放送されている、民放各局のワイドショー戦線に異変が起きている。長らく“王者”として君臨してきた、宮根誠司(59)が総合司会を務める『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ制作、日本テレビ系)が、陥落しつつあるのだ。

「『情報ライブ ミヤネ屋』は、2006年に放送を開始した、日本テレビを代表するワイドショー番組です。2010年には、日本相撲協会の役員改選で当時、親方だった貴乃花光司さん(49)が理事に当選した様子を中継し、関西地区で世帯視聴率が平均16.0%(すべてビデオリサーチ調べ)、関東地区では15.3%という超高視聴率を記録しました。

 また、2009年から2018年までは、9年連続で平日昼の同時間帯の通期平均視聴率1位も獲得。競争が激しいワイドショー戦線の中で、不動の人気を誇る番組だったんです」(制作会社関係者)

 そんな絶対王者を今、脅かしているのが、石井亮次アナ(45)が看板MCを務めるワイドショー番組『ゴゴスマ~GOGO!Smile!~』(CBC制作、TBS系)だ。

 2013年から東海3県のローカル番組としてスタートした『ゴゴスマ』は、2015年3月からTBS系で放送がスタート。近年、人気を高め、2020年以降は“王者”『ミヤネ屋』と視聴率争いを展開してきた。

「5月の12、13日、2日連続で『ゴゴスマ』は『ミヤネ屋』を上回りました。『ゴゴスマ』は12日は世帯視聴率5.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区=以下同)、個人視聴率2.7%、13日は世帯6.4%、個人3.1%を記録。『ミヤネ屋』の12日世帯5.3%、個人2.5%、13日世帯5.8%、個人2.8%よりも高い数字となりました。

 この“逆転”の背景には、山口県阿武町で誤って振り込まれた給付金4630万円を使用してしまったとして5月18日に無職の田口翔容疑者(24)が逮捕された事件が関係していると言われています。『ゴゴスマ』はこのニュースに力を入れ、『ミヤネ屋』よりも先行取材。長い時間をこの事件に割き、視聴者の関心を捉えたと見られています。

 一部では、些末な事件にワイドショーは時間を割きすぎ、といった批判的な意見もありましたが、やはり税金が平等に使われないこと、また田口容疑者が“オンラインカジノで給付金を使ってしまった”など現代らしい理由を語っていることが、人々の興味をひいていますよね」(前同)

 今回は、4630万円の誤給付というビビッドなニュースの追い風があったのだろうが、そうでなくても『ゴゴスマ』が『ミヤネ屋』に肉薄しているのは間違いなさそうだ。

「ゴールデンウイーク前の4月25日、26日も世帯視聴率で『ゴゴスマ』が『ミヤネ屋』を上回っていたんです。まだ『ミヤネ屋』が勝つ日の方が多いですが、ほぼがっぷり四つな感じになってきていますね」(前同)

 なぜ今、『ミヤネ屋』よりも『ゴゴスマ』に勢いがあるのだろうか。

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