スタートから1か月あまりが経過したフジテレビの昼の情報番組『ポップUP!』(月~金曜午前11時45分~午後14時45分)だが、いまだに上がり目は見えてこないようだ。
4月4日、初回放送の世帯視聴率は3.2%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、個人視聴率は1.6%と、前番組の『バイキングMORE』から、大きく数字を落としてのスタートとなった。
「以降、世帯視聴率1%後半から2%ほどを推移。ゴールデンウィーク中は在宅している人も多く、世帯視聴率が3%台になる日もありましたが、5月9日のゴールデンウィーク明けの世帯は1.9%、個人は0.9%と、再び1%台に下落。5月12日に至っては世帯1.5%、個人0.7%と本当に視力のような数字になっています。お昼の3時間の生放送でこれは考えられない数字で、即テコ入れが必要なレベル。
ただ、1か月が経っても視聴率が上がる兆しすらなく、MCを務めている佐野瑞樹アナウンサー(50)と山崎夕貴アナ(34)も相当焦りを感じているのではないでしょうか。また、番組の水面下で、ドロドロの内部抗争も展開された、とも報じられたばかりですからね」(制作会社関係者)
『ポップUP!』の番組立ち上げから、責任者としてチーフプロデューサー(CP)を務めてきた女性局員のA氏が2月頃より突然休養に入ってしまったと、4月7日発売の『週刊文春』(文藝春秋)が報じたのだ。
A氏は40代半ばで『めざましテレビ』や『とくダネ!』などを手掛けてきた人物で、『ポップUP!』ではタレントのブッキングなども担当していたものの、スタート前に番組を離れてしまったという。
代わって、男性プロデューサーがCPに昇格して番組はスタートしたが、A氏が番組を外れたのはキー局初の女性編成部長に就任したことが話題を呼んだX氏の「パワハラではないか」という声も局内では上がったと『週刊文春』では伝えていた。
A氏の休養はX氏のパワハラが原因ではないかという『週刊文春』の問い合わせに、フジテレビ広報部は「全くの事実無根です」と回答している。