【追悼】上島竜兵さん、志村けんさんの逝去後に語ってくれた「師匠との思い出」と有吉弘行が巣立った「竜兵会」への想い「“俺は今、あの志村けんと差し向かいで飲んでるんだ”と思うだけで、もうたまらなかった」の画像
上島竜兵さん

 5月11日、お笑いトリオ・ダチョウ倶楽部上島竜兵さんが亡くなった。61歳だった。

 日本を代表するコメディアンの突然の訃報――。長年、付き合いがあったビートたけし(75)は11日に自身の公式サイトでコメントを出した。<上島、大変ショックです。40年近く前から一緒に仕事をしてきたのに、芸人は笑っていくのが理想であって、のたれ死ぬのが最高だと教えてきたのに、どんなことがあっても笑って死んで行かなきゃいけないのに、非常に悔しくて悲しい>。

 ダウンタウン松本人志(58)は上島さんのこととは明言しなかったが、同日、自身のツイッターに<今日は仕事でテンションを上げるのに少し苦労しました。 同世代の仲間やからね…>とつぶやいた。

 また、リアクション芸での上島さんの“ライバル”出川哲朗(58)も11日、<無念です。まだまだ竜さんとケンカしてチュ~したかったです。最高のライバルであり最高の友でした>と追悼コメントを寄せた。

 日本中が悲しみに暮れる人気芸人の急逝。そんな上島さんは今から1年10か月前、2020年8月発売の『週刊大衆』に、肥後克広(59)、寺門ジモン(59)とともにダチョウ倶楽部の3人で登場。トリオ結成のきっかけを作ってくれたコント赤信号の渡辺正行さん(66)との対談を行なってくれていた。

 上島さんというとよく語られたのが、“師匠”志村けんさんとの熱い師弟関係。上島さんは、志村さんが2020年3月29日に急逝されたことに、大きなショックを受けていた。そんな師匠への想いも前述の対談のなかでは語ってくれていた。

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