■あばれる君は“文春砲”をネタに昇華も

 1月9日配信の『文春オンライン』が、番組の名物キャラクター・あばれる君(35)が漕ぐイカダが小舟にけん引されたり、スタッフが作業を手伝っている様子などを証拠写真付きで伝え、“やらせ演出”があったと報じたのだ。

 TBSはスポーツ紙などの問い合わせに「今後の放送に影響はありません」と応じ、“文春砲”後の1月31日放送の『冒険少年』でも「脱出島」が放送されたが――。

 番組のオープニングでは「『冒険少年』は大自然を舞台に番組が設定した環境の中で、さまざまなミッションに全力で立ち向かう勇姿を楽しんでいただくアドベンチャーバラエティー」とナレーションが入り、その後も「いつだって100%本気で挑戦 時に全力でふざけて 時にみんなで力を合わせて 今夜もドキドキワクワクする冒険をお届けします」と番組のスタンスを説明していた。

「また『文春オンライン』の報道後、TBSの公式サイトには、“時にはスタッフと力を合わせながら、全力で頑張る出演者の勇姿を~”という説明コメントが掲載されたんです。写真付きで詳細にやらせの一部始終を報じられてしまった後でしたから、“時にはスタッフと力を合わせながら”というところはなんとも後付け感がすごく、“これは厳しい”という声が出ていましたね」(前出の制作会社関係者)

 4月29日の『やりすぎ都市伝説2022春』(テレビ東京系)では、あばれる君メインの企画が放送され、険しい崖を登ろうとするあばれる君にスタッフが「上から引っ張ることはできませんよ」と「脱出島」を思わせるイジり方をされる場面もあった。

「やらせイジりでスタジオにも爆笑が起き、あばれる君自身はあの一件をすでにネタとして昇華できています。ただ、『冒険少年』サイドはそれどころじゃないですよね。加えて、番組でブレイク中だった天竺鼠瀬下豊さん(42)はゲス不倫を報じられてしまいました」(前同)

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