■ガーシーが『週刊文春』戦法を繰り出す?

 東谷氏曰く「大きなリスクを背負って今回出演した」松岡さんによる『ガーシーch』での暴露。配信を生で視聴する人は18万人にも上り、「#綾野剛」がツイッターのトレンド入りも果たしていた。

 そんな今回の爆弾配信に対して、チャンネルの視聴からは「ガーシーvs綾野剛、ここにきて一番の激アツ展開」と言った声に加え、「綾野剛すきな俳優さんだったのに ガーシーが言ってることは真実ならば悲しいよね」と綾野を責める意見、一方では「今更何昔の話持ち出してきてんだかとしか思わん」と綾野を擁護するコメントもSNSには寄せられている。

 芸能プロ関係者は話す。

「約7年前の出来事とはいえ、事実であればかなり厳しい内容でしょう。当事者が語っているわけですからね。

 しかし、今回の配信をもって、当時の出来事が“事実である”とはならないのではないでしょうか。それはあくまで、東谷氏と松岡さんによる“一方的な証言”であるということ。松岡さんは今回話した理由を語っていましたが、いずれにせよ今、彼女は東谷氏の“味方”となっている立場。東谷氏は松岡さんはプライベートで来たと語っていましたが、おそらく、少なくともカタールまでの旅費は出ていると見るのが自然。つまり両者の“タッグ”による綾野さんへの攻撃なわけです。

 加えて、松岡さんが、約7年も前の話で記憶がおぼろげである、と語っている。そうしたことから、東谷氏は綾野さんの謝罪や、綾野さんの事務所の対応を待つと話していましたが、おそろくこのまま“スルー”されることになるのではないでしょうか」

 東谷氏は今回の配信で、綾野の事務所の対応がなければ、同事務所に所属する小栗旬(39)、田中圭(37)、坂口健太郎(30)という看板俳優の裏側も晒していく、と断言していた。前出の芸能プロ関係者は続ける。

「現状の対応は“スルー”が濃厚。ですが、2月からもう3か月も芸能事務所とバトルを繰り広げている東谷氏には、“戦術”があるのではないでしょうか。

 スルーを決め込むなら、“証拠”を晒していく戦法を取るのではと考えられます。今回の松岡さんとの生配信は“語り”だけで、証拠となるようなもの、画像やLINEのやり取りなどは、不自然なほど提示されませんでした。ただ、東谷氏は配信途中、“過去のLINEは残っている”と語っていた。そして、東谷氏が“口封じ”だと語る、最近の綾野さんと松岡さんの電話のやり取りの音声もあるのかもしれない。

 業界ナンバーワンスクープ週刊誌の『週刊文春』(文藝春秋)は、スキャンダル記事を出し、当人がその内容を否定しようものなら、さらに強烈な第2弾を繰り出すことで知られています。東谷氏も今回、あえて証拠は出さず、綾野さんサイドのリアクションを見て、二の矢を放っていくのではと考えられます。“証拠”と言えば、すでに、綾野さんが無防備な姿で眠る超プライベート画像が公開されているわけですからね……。

 東谷氏は“BTSに会わせる詐欺”の首謀者として報じられ、自身も詐欺行為を行なった“悪党”だと語り、現在は被害者に弁済するために一方的な“暴露YouTube”を行なっています。他にも新田真剣佑さん(25)から借りて、違法賭博ですべて溶かしたという6000万円の借金の件などもあり、とても信用できる人物ではない。

 ただ、過去の疑惑とは言え、やはり今回、当事者が出てきたのは大きい。そのことから考えても、今回、カタールの地で配信された綾野さんの過去の疑惑追及の件は、これで終了とはならない気がしますね……」

 中東・カタールから投下された綾野剛にまつわる疑惑の爆弾。今後、どんな展開を見せていくのだろうか――。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5