■「ヒガシとは待遇が違いすぎて」

 2020年9月の『文春オンライン』では、植草が90年代半ば頃、周囲に「僕とニシキ(錦織)は月給30万円で働いているんです。ヒガシ(東山)とは待遇が違いすぎて」と漏らしていたと報じていた。

 また、同年9月発売の『FRIDAY』(講談社)では、錦織は舞台演出、植草も俳優の仕事をこなしていたものの、2人の月収は50万円にも満たなかったといい、10万円程度の養育費を支払う必要がある植草の生活は、カツカツだったと伝えていた。

 一方で、東山の主演ドラマ『刑事7人』は2021年まで毎年新シリーズが放送され、情報番組『サンデーLIVE!!』(ともにテレビ朝日系)ではMCも務めており、今でも第一線のタレントとして活躍中。年収は3億円を超えるとしていた。

 東山はメリー喜多川氏(享年93)からの寵愛を受け、娘で現社長の藤島ジュリー景子氏と結婚させようとしていたという報道もあった。

「だからこそ、東山さんとほかの2人には扱いに大きな差があったとも思えますよね。近藤真彦さん(57)が退所した今、東山さんがジャニーズの長男、タレントのトップですからね。

 実は2015年の30周年を迎える際、ジャニーズ事務所から期間限定の復活を提案されたそうです。しかし、東山さんとすでに没交渉状態だった錦織さんがこれを拒否。植草さんもこれに追随したことにメリー氏が激怒し、その後、2人は月給制から歩合制に給与体系を変更され、さらに仕事を干されたとささやかれています」(前出の芸能プロ関係者)

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