TBSの安住紳一郎アナウンサー(48)が5月22日放送のラジオ番組『安住紳一郎の日曜天国』(TBSラジオ)で、リスナーのリクエスト曲に感謝する場面があった。
番組後半、安住アナは「ここで1曲お聞きいただきます」と切り出し、「覚えていて、リクエストをくださった方、本当にありがとう」と述べ、2008年5月に29歳で亡くなった元TBSアナウンサーの川田亜子さんの名前を出し、「私の可愛い後輩、川田亜子に届きますように。KOKIA『ありがとう…』」と、歌手のKOKIAの楽曲『ありがとう…』を流した。
リスナーからは「今年もKOKIAのありがとうが流れてる 安住さんの明るくさらっとした曲紹介がむしろグッとくる」「曲紹介の時点ですでに涙声の安住さん。忘れずにいることしか出来ないけど、きっと届いています」といったコメントがネットには寄せられた。
「安住アナは川田さんが亡くなった直後、そして10回目の命日を迎えた2018年5月の同番組でも、声を震わせながら川田さんについて語っていました」(ワイドショー関係者)
2008年6月、安住アナは「華奢であのモデルのようなスタイルで、ホントに顔立ちが端整で。またちょっとね、強気の物言いをするキャラクターということも手伝って、少し生意気なお嬢様ふうに見られているということもあるとは思うんですけども、実際の川田は、意外に繊細で、逆に不器用な所もたくさんありまして。緊張するとすぐ、声が震えるクセがね、あるんですよね」と川田さんについてコメント。
また、「本当に1週間、いろいろ考えましたけれども、ちょうど川田と一緒に担当した放送のテープが手元に残っているので、ちょっと見返し、聞き返してみたんですけれど」とし、言葉を詰まらせつつ「やっぱこう見返したりとかすると……悲しいんだけどね、笑っちゃうんですよね、おかしくて、やりとりが」と話した。
そして「やっぱり、そういう……面白みを持ったアナウンサーだったなと思って……。もう少し彼女のそういうところを、ホントは、自分が引き出してあげればよかったなというところもあるんですけれどもね。ホント見返してみると面白いアナウンサーで、ホント笑っちゃうんですよね、悲しいんですけど」と語っていた。