5月22日に『中居正広のただただ話すダーケ ノーカットですのでギリギリまで間は詰めてください。』(テレビ東京系)が放送。中居正広(49)、高岡早紀(49)、おぎやはぎの矢作兼(50)、尾上右近(29)、河北麻友子(30)、Matt(27)らがテーマを決めて「ただただ話すだけ」という番組だったが、ここで中居が語った「アイドル論」が反響を呼んでいる。
「番組の終盤、“中居さんが売れたと感じたのはいつか”というテーマで話していたんですが、ここでプロ意識について話す流れになり、まず“アイドル”という肩書の特殊性から話を始めたんです」(女性誌記者)
中居はアイドルについて「女優さんでもないし、歌手でもないし、役者さんでもないし、モデルさんでもない」という特殊な職業かもしれないと切り出し、
「アイドルって、未完成の人を応援するんです。出来上がってないんですよ出発って。“しっかり踊れてるかな、しっかり歌えてるかな、あ、バラエティ出てた。お芝居も出た。頑張れてるかな?”っていう」
とニーズの説明をし、
「見ている人もキラキラした目で見るの。で、見られているアイドルもキラキラしているの。キラキラとキラキラのぶつかったときの灯りって、ものすごいものを発しているんですよ。その現象が僕はアイドルだと思うんですね。このウソのような現象なんですよ」
と持論を展開。
しかし、そのうえでアイドルはどこかで「キラキラなんかじゃない」「ギラギラしてんですよ実は」「ちょっと不良っぽくなったりとか。ちょっとヒゲを伸ばしたりだとか」というのを見せたくなる時期が訪れるため、そこでファンは「あれ?」と夢から覚めてしまう瞬間がある。それまでの期間が「3年なのか4年なのか。すごく短いんじゃないかなって思います」「夢って現実じゃないから、長くは続かないから。だから、アイドルさんは難しいなと思います」
としたうえで、
「なるべくそのキラキラとして保たなければいけないんだけども、そもそもそのキラキラっていうのが保つことってものすごい難しいことだから。」「年齢も、もうやっぱりこうやってヒゲ生えてきましたとかね。シワも増えてきましたとかキラキラされてもとか。でも続けなければいけないのかなとか。難しいな、アイドルの人たちは」
と語った。