■『めちゃイケ』総監督の「フジテレビ退社」ともリンク?

 岡村の「言うてくれたらよかったのに」という言葉からもうかがえるが、『めちゃイケ』メンバーは今回の一件に関して報告を受けておらず、立腹している、という話も出てきているという。

「もちろん、田中さんに怒っているというわけではなく、放送前に一言もなかったフジテレビサイドに言いたいことがあるのではないでしょうか。

『めちゃイケ』を立ち上げて総監督を務めてきた片岡飛鳥氏(57)は、50歳以上を対象とした早期退職制度に応募し、この春にフジテレビを退社しています。片岡氏は、『めちゃイケ』から『抜き打ちテスト』だけを抜き取って、番組化することに強く反対していたといいますが、そんな片岡氏がフジテレビを離れたことと、『呼び出し先生タナカ』が今回スタートしたことがリンクしているのではという見方もあります。

 どうやら、片岡氏には“こういった番組をやります”と報告があったという話ですが、『めちゃイケ』メンバーには本当に何もなかったということのようですね。

 メンバーの中にはかなり憤っている人もいると噂されていて、番組の“顔”だったナイナイの岡村さんが、まず自らが口火を切り、“俺が言うべきことは言わなあかん”とラジオで触れたのかもしれません。

 しかし、騒ぎになるのは分かっているのにあえてナイナイの2人が“パクリ問題”に言及したことは非常に大きいこと。今後の展開次第ではさらに大事になる可能性もあり、事態が収まらない場合は、最悪、“そう長くないうちに打ち切りになってしまうのでは”とも言われていますね……」(前出の民放キー局関係者)

 5月27日には、ダウンタウン松本人志(58)も『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系)のなかで、『呼び出し先生タナカ』で副担任を務めるシソンヌの長谷川に対して、「世間で有名ですよ、あの番組、パクリ番組だって」と言い放ち、長谷川は即座に立ち上がって「やめろ!」とツッコミを入れる場面があった。

 まだ始まったばかりの『呼び出し先生タナカ』だが、いきなり超難問にブチ当たってしまったようだ。

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